#FalettinSouls 2021-01-25

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  1. マボロシ. THE ワルダクミ. 2004.
  2. Cory Wong & Kimbra. Design. 2020.
  3. The Temptations. Papa was a Rollin’ Stone. 1972.
  4. Just Jack. I Talk Too Much. 2006.
  5. 向井太一. Love is Life. 2021.
  6. THE BOWDIES. YEAH. 2011.

おはようございます。寒さの底を抜けた感じがちょっとしますね。第4週(コンテンツとしては第3週)やってゆきましょう。今日は特に考えず新旧とりまぜです。 もしかしたら向井太一すでに紹介済みかもしれない。〔後記:紹介していなかった。セーフ。〕

【夕】

お疲れ様ですこんばんは。今日も曲者だらけの6曲、軽めに語ってゆきましょう。#FalettinSouls

01. マボロシ. THE ワルダクミ. 2004.

ファンクバンドSUPER BUTTER DOGが解散した後の竹内朋康と、RHYMESTERのMCの1人Mummy-Dの2人ユニットです。何度かユニット名は言及してきましたが曲を取り上げるのは初めてです。竹内さんのエレキギターとDさんのラップが同時に楽しめます。

マボロシは基本的に00年代中盤から後半に活動した後ずっと休止していましたが、一度だけ復活してたりもするみたいですね。とはいえ追跡できる音源はやはり00年代。Mummyさんマジで芸歴長いし完成されていて、どの年代のラップ聴いてもかっこいいな……。

02. Cory Wong & Kimbra. Design. 2020.

先日Vulfpeckという、いま世界でもっとも面白い省エネファンクバンドのことを紹介しましたが、Cory Wong はそのVulfpeck のギタリストです。正直この track は Vulfpeck より個人的に好み。で、その理由を軽く調べたら……。

このCory Wong、どうもプリンスがなくなる前からNew Power Generation(1990年代以降からのPrinceのバックバンドチーム)と仲良くなったみたいで、このCoryのアルバムの半数はなんとNPGゆかりのひとたち、つまりプリンス閥の演奏家が関わってるみたいなんですね。

この辺の詳しい話は、日本ではVulfpeck研究家でそのうちVulfpeckだけで本を出す予定がある「Dr. ファンクシッテルー」さん(すごい名前だな)がnote記事で詳しく掘っていました。[1]Dr. ファンクシッテルー. 2020. 「『Cory Wong解体新書』どこよりも詳しいCory … Continue readingこの方は先日JWAVEのラジオ番組でも現代ファンクの紹介をしており、勉強になります。

御本尊の殿下が2016年に亡くなり、世界中のファンクファンは少なからず喪失感を覚えましたが、NPGが未だ健在であること、そしてNPGほかミネアポリスファンクの伝統を受け取って闊達にプリンスファンクをモノにしようと格闘するCory Wongがいること、これはなんていうかもう奇跡みたいな伝承関係ですね。

03. The Temptations. Papa was a Rollin’ Stone. 1972.

ザ・テンプテーションズまだ紹介してないよね? したっけ? と思いながら選びました。ザ・テンプテーションズは、離合集散が激しいグループなのでいつか金曜日に紹介したいですねー。この曲はだいぶ抑制的ファンク。

テンプテーションズの活動遍歴については、2018年06月に林剛 , 出嶌孝次 , 轟ひろみ 連名による記事があります。[2]林 剛・出嶌孝次・轟ひろみ. 2018. 「ソウル史上最高の帝王たち、テンプテーションズの軌跡を振り返る 【PEOPLE TREE】 THE TEMPTATIONS」 Bounce. … Continue reading

04. Just Jack. I Talk Too Much. 2006.

これは2週間前のスガシカオさんのラジオで知ったグループです。UKから出てきたエレクトロヒップホップ、エレクトロファンクの人と言えばいいのかしら。かっこいいですね。日本だとCOILがちょっとこの路線でしたよね。

グループっていうか、実質的に Jack Christopher Allsopp a.k.a. Just Jack というシンガーソングライターと言った方が適切なのかしら。まだ何も知らないで(そして今日まで調べる時間を取れずに)とりあえずかっこいいから取り上げました。エレクトロファンクの発生の歴史を掴めた時にまた紹介したい。

向井太一. Love is Life. 2021.

邦楽ソウルの今年の新作です。向井太一さんは実はこの #FalettinSouls の、まだ解説もせずにリストだけぶん投げてた頃に一度だけ紹介しました。だから実質的に2回目ですね。聴き心地のよいwellmadeな歌モノR&Bをコンスタントに出してます。

向井太一さんとLucky Tapes は、Spotifyのリリースラダーによく入ってきて、サブスク時代に沿った活躍の仕方をしている2者だなあと思って、いつも心地よく聴いてます。圧倒されるわけではないんだけど、出るなら一通り聞いとかなきゃ損と感じるくらいには好きです。

とか書いておいて向井さん紹介初めてだったらどうしようかな……12月の曲目リスト、ちゃんと自分でも検索できるようにしておかないと重複がヤバくなりそう。まあ、Wordpressの更新がんばります……[3]その後、頑張ってコンプした。えらい。自画自賛。そして向井太一は未紹介だった。

06. THE BOWDIES. YEAH. 2011.

「R&Bマナーを押し出したロックバンド」と聞いていたのでベスト盤を聴いたら、「あれ? カテゴリエラーが起きてる」と思ったバンドです。その後色々調べて、「条件付きR&Bマナー(他のR&B系邦楽ミュージシャンとやや傾向が違う)と理解した。

いまR&Bと言ったら、「HIPHOPやニュージャックスイングなどの時代の流行の洗礼を受けつつ、総合的なブラックミュージックの伝統の中で取捨選択していくダンスミュージック」くらいのカテゴリになってるんですが、THE BOWDIESからはそういうR&Bよりもっと限定されている。

その場合のR&Bて何さ、というと、「1940-1960s末頃までの間に、ブルースとソウルで起きた革新を引き受けた、古典的Rockn’Roll」、つまりかなり古層に残っていた意味でのリズム&ブルースへのリスペクトが入ったバンド、なんですよね。

そして奇しくもその音は、結果として、サムクック等50sソウルを愛するあまりに滲み出したソウルフルロックバンド、ウルフルズと近接する。THE BOWDIESって、そういう点でだいぶ面白くなるのであって、単にR&Bという広いラベリングで呼んじゃいかんよ、と思った。Beatlesが覇権とる前のロックだもん。

ぶっちゃけベスト盤の全曲のうち、この企画で求めるタイプのファンキーさを発揮してる曲は少なだったんですが、その中でもこの「YEAH」は結構好きになりました。

今日はこんなとこでー。明日もあんまり節操ない邦楽3洋楽3をかける予定です。おたのしみに。#FalettinSouls

脚注一覧

脚注一覧
1Dr. ファンクシッテルー. 2020. 「『Cory Wong解体新書』どこよりも詳しいCory Wongまとめ:全経歴・奏法・全参加音源(1)vulfpeck、プリンスバンドとの出会い」2020-04-20 (https://note.com/drfunk/n/necbb9c525166 2021-02-02取得)
2林 剛・出嶌孝次・轟ひろみ. 2018. 「ソウル史上最高の帝王たち、テンプテーションズの軌跡を振り返る 【PEOPLE TREE】 THE TEMPTATIONS」 Bounce. (https://mikiki.tokyo.jp/articles/-/18135 , 2021-02-02 取得)
3その後、頑張ってコンプした。えらい。自画自賛。そして向井太一は未紹介だった。

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