#FalettinSouls 2021-02-19 Tuxido

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  1. Tuxedo. The Tuxedo Way. 2019.
  2. Tuxedo. Thank You. 2017.
  3. Tuxedo. Shy. 2018.
  4. Tuxedo. Toast 2 Us. 2019.
  5. Tuxedo. Close. 2019.
  6. Tuxedo. Get The Money. 2019.
  7. Tuxedo. Do It. 2015.

【朝】

おはようございます。明日から暖かくなると聞きましたがそんな気配がしない寒さだ。

寒すぎて投稿を忘れかけそうになった。今日は金曜の単一ミュージシャン特集、Tuxedo (タキシード)を1+6曲お送りします。冒頭だけ初の重複紹介となります。

【夕】

今日いつもと違う電車に乗ってて少し酔うので #FalettinSouls 今日中に書けるかわからなくなってきた。とりあえずプレイリストだけRTしとくわー

混んでるのがひと段落した気がするので #FalettinSouls やるかー。今日はTuxedo (タキシード)というファンクユニット特集です!

1. Tuxedo. The Tuxedo Way. 2019.

実はこの曲を2020-12-07に一度紹介してます。ファンク&ソウルを紹介する #FalettinSouls は、個人的ルールとして原則「完全に同じ音源を選ばない」というのが実はありました。その禁を初めて破るほどこの曲は入れとかないといけなかった。

というのは、2019年までにアルバム3枚出したタキシードにとって、この曲はもう名刺がわりというか、「曲順のどこかに塩基配列めいて入ってないとタキシードの音源とは言えない」くらいテーマソング化してるからです。実際ライヴ演奏の定番ともなってる。この曲が始まったらもうタキシードです、はい。

2. Tuxedo. Thank You. 2017.

タキシードの結成は案外古く、2006年。シアトルでヒップホップ・ビートを作っていたJake One と、当時LAで頭角を表していたMayer Hawthorne(メイヤー・ホーソーン)が70-80sブギーファンクを介して意気投合&結成したユニットです。

2人とも個々の音楽シーンでの活動を続けながら、2人で演れる作曲活動を2008年頃からコツコツと積み立ててゆきます。それらが2019年までにアルバム3枚分になったというわけ。プリンスやリック・ジェームス、キャメオなどをリスペクトした曲の数々。この#FalettinSouls で紹介してきましたよね!

3. Tuxedo and Zapp. Shy. 2018.

このZappの名前を見て「えっ?」と思った人は相当のファンク通です。Zappおよびその中心人物であるロジャー・トラウトマンは、金がらみのいざこざでロジャーが仲間に殺害され、1999年に存続の危機に。でも残った仲間はまたZappを始めていた!

そういうZappが、2015年の日本のサマーソニックフェスティバルでタキシードの2人と出会い、コラボする関係にまでなりました。1980sファンクを継ぐもの同士の競作だったというわけですねー。この組み合わせは、コリー・ウォンとNPG(プリンスバンド)との幸せな縁に勝るとも劣らぬ協奏だと思います。

4. Tuxedo and Benny Sings. Toast 2 Us. 2019.

Benny Singsは2003年からヒップホップやジャズなどマルチジャンルの音楽を実演する作曲家。名前がなんかJust the Two of Usっぽいというかコード進行も近くない?

5. Tuxedo and Gabin Turek. Close. 2019.

この曲は華のあるボイスで歌う女性シンガー、ギャビン・テュレックが際立ってますね。この曲調、時々『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』の戦闘曲っぽい歌いぶりにも聞こえます。この曲調で初夏の渋谷歩けるもんね。

6. Tuxedo and CeeLo Green. Get The Money. 2019.

CeeとLoは繋げるのか離すのか、ともあれトーマス・デカルロ・キャラウェイ Thomas DeCarlo Callaway とのコラボです。彼はヒップホップとR&B・ソウルを自由に行き来できる作家性の持ち主だとか(ちゃんと聴こ……)

7. Tuxedo. Do It. 2015.

さてそんなわけで、Tuxedoとその他のイケてるコラボ先との曲を色々紹介してみました。このことからわかるのは、Tuxedoはそのプロジェクトとこの2人とが共にだいぶ好まれてるんじゃないかな、ということです。愛されブギーファンクおじさんズなわけ。

こうしたTuxedoの曲は、100年後の未来に聴いたとしたら「なんで21世紀のこの時期にこんな古臭い曲調でファンクやってんの?」と口さがなく言われてしまうかもしれない。しかし、Tuxedoが面白いのは、ピンで音楽演れる2人がわざわざ集まって70-80sファンクの良さを彫琢してるところにあるんですよね。

つまり、個人で今に向けて創造できることとは別に、愛でなければならぬ、そして愛でるからにはある種の磨き抜きをしなければならぬなにかを、この2人は見出してくれてるんじゃないか。一見(一聴)伝統芸能のようでありながら、音自体はアップデートされてるし、確かに今の音楽でもあるんです。

いま世界で最もアツいファンクの波というのは色々あって、それはたとえば Vulfpeck だったりCory Henry だったり Kulhangbin だったり Sault だったりするかもしれないんですが、Tuxedoはそれら「ファンクの進歩」とはちょっと違う史観というか、なんだろう、古典磨き抜きアプローチ? みたいな良さがある。

明確にプログレッシブ・ファンクの先端の一つであるVulfpeck、前衛ではないけどオーセンティックともまた違う佳さをファンクに見出すTuxedo、この二つのグループは「個々人でプロジェクト抱えながらファンクを愛するために持続的に集まる」という点でも、比較して面白いファンクグループだなと思う。

こういうVulfpeck や Tuxedo が出てきてるから、星野源さんは足し算式モータウンコアの最先端「創造」をリリースしてて面白いねとか、Suchmosうまいけど今のトップ級ファンク・アーティスト達の「前衛派」とも「古典派」とも競りきれてなくてもうちょい先行って欲しいよねとか、そういう話がでしる。

Tuxedoは、世界にファンクがTuxedoだけになってたらちょい退屈だけど、数あるファンクスター……芸歴50年の爺さん婆さん、ネオソウル経由の凄腕、信じられないほど色々聞き込んだ末にファンクを選び取った若手……の中でTuxedoの2人が遊んでると、ファンク全体の見通しがめちゃよくなります。

そういう「2021年現在時点からファンクなるものを眺めるときの、頼れる定点」としてTuxedoは観測し続ける価値があります。あとめちゃめちゃパフォーマンスうまいしね。いつか2人個々人の楽曲も平常回で紹介したいですねー。

#FalettinSouls 第3週も聴き込んでいただきありがとうございました。土日はいつも通りおやすみ、月曜からまたやります。来週は木曜までは音源確定してます。金曜だけ未定。三月は所用あり2,3週間休むかも。なので来週がシーズン1の一回の区切りかもですねー。

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