ドイツでボードゲームレンタル業の動きが始まり、それに合わせて日本でも地域振興型のボードゲームレンタル業が始まっているそうです。しかも純粋なビジネスだけでなく、NPO法人が動いているのも特徴。
Table Games in the World,2009,「広がるボードゲームレンタル」(http://www.tgiw.info/2009/06/post_677.html, 2009.06.22)
この流れに乗って、TRPG書籍も貸し出せばいいんじゃないの、なんて思ったりしますね。時にはコンセプト傾向ごとに得意なGMごと営業に回って、遊び方のコツを教えたり(というか、稀少なTRPGほど、GMごと貸し出したほうが紛失も防げてよい)。
昔何度か触れた「ゲームマスター副業化計画」は、利潤よりもゲーム文化の普及を強調していたので、出来る人で資材を持ち寄ってNPOとしてやればいいんじゃないの、と思ったりもします。
具体的なプランを考えることはもちろんできますが、ひとまずこうしたアイディアどうですか(みなさん良いアイディアないですか)ってことで。
恐らく、利潤なんて出るはずもないので、NPOで行うというのは妥当だと思います。その意味で言うと、TRPG書籍の貸し出しも、実はメーカーというか出版社やわれらがTRPGデベロッパ(SNEとかFEAR)にまーったくなーんも旨みがなさそうなので、そこらへんどーなんだろー。
>まーったくなーんも旨みがなさそう
今のところ、リプレイや雑誌の紹介記事以外に企業からできる「商品の良さ」を宣伝する機会がないわけですよね。いわば、腕利きのGMが手弁当で商品を「これいいよ!」と言って紹介しているわけで。
札幌にいらっしゃるとあるヘヴィなボードゲーマーの方(あまり付き合いはないのですが)、「その日の帰りにすぐさまルールブックを買ってもいいと思わせるほど思わせるマスタリングが目標だ」と言っていましたが、そういう草の根の営業GMをエンパワーするような仕掛けに、企業の方が協力しても別にいいんじゃないかなあとは思います。
(もちろん、「DACがあるよ」「GFコンがあるよね」というような言い方は可能ですが、それは草の根が勝手に促進されるような仕掛けがあるとは言えないので、今回は事例に含めていません)
面白い。こういう話(環境のデザイン)に興味があります。草の根で活動する個人をエンパワーする仕組みが欲しいですね。企業が絡むと、場合によっては、囲い込みを始めて窮屈になったり、しがらみがあって、建て前ばかりの退屈なことになりそうなので、まーったくなーんも旨みがないなら、いっそクラウドソーシングに注力した方が良いかも知れません。もちろん、どのような形態にせよ、企業の方が協力しても別にいいんじゃないかなあ、という考えには同意。今は、向こうの都合もあるでしょうし、あてにすることは出来ないので、別のプランを考えておりますが、もっと、この手の話題を広げて(アイディアどうですかといった話をして)、具体的に詰めていくこともできる場があると、楽しいなぁと思いました。この手の話題はあまり見かけませんが、皆、興味ないのかな・・・
>建て前ばかりの退屈なことになりそうなので、まーったくなーんも旨みがないなら、いっそクラウドソーシングに注力した方が良いかも知れません。
許可を出しておくだけでもだいぶ違う気がするんですよね。コストだけじゃなくて。
もちろん企業の皆さんと、個々のライターさんが個々人の努力で素晴らしい事をやっていることは承知してますし(伝わってないかもしれませんけどね(=w=;)、私も感動したものについてはそれなりに書いているつもりではありますが、実は市場を活性化させるために企業が実際に支払うコストはあまりないんじゃないかなと思います。
私は幾つかのオープンソース“的”TRPGについての話をノンビリ進めていますが、それも企業側で私が継続的に使ってもよいと思える優れたモデル、ライセンスがあまりないと考えているからです。
内輪のサークルでもたびたび話題には出ますし、専門的な意見も飛び交っていますが、私がここ5月6月はものすごい多忙だったもので、レスポンスもままならない状態ですね。それこそフレーミングを制御出来る程度の整理がついたら、どんどん関心を持っている人同士で共有できればいいんですが。
なるほど。たしかに、許可があると大きいですね。コストがそれほどとは思えないことを、企業が何故やらないのかな〜と思うことはありますな。まあ、私の場合は、その多くが素人考えなのでしょうけれど。ちなみに、オープンソースの話は、勝手ながら、非常に楽しみにさせていただいております。私は私で、高橋さんのエントリやコミュでの書き込みも参考にさせていただきながら、GMがシステムデザインに介入できる新たなTRPGを作ったので、それをオープンな状態で広めて、地盤を作りたいと考えている段階です。なので、自己に引き付けて考えたいテーマです。個人的に課題として掲げている、音声通信によるセッションの普及、およびラジオの可能性追及は、SNSを中心に行えるとして、「TRPG界隈におけるクラウドソーシングをデザインする」第三の課題は、未踏もいいところであり、手がかりが欲しい段階です。なので、この手の話題が広がって、知識のある人同士が意見交換を始めることを、密かに期待しております(関連書籍をあさりつつ)
オープンソース的なTRPGシステム、素晴らしいと思います。どんどん広めて下さい(私も見たい・遊びたいです)。私はまだ本業のがんばりが不足しており、しばらく本格的なOUTPUTができない状況ですが、なんとか時間をつくってひねり出そうとしてます。
梅田望夫さんが『ウェブ進化論』『ウェブ時代をゆく』けっこう手際よく纏めてくれている「チープ革命」を元手に、プロ・アマ問わず、TRPGを遊ぶ環境ノウハウについて、昔とは比較にならないほどインフラ活用法が論じられるようになりましたね。私もRPTOOLSとMSNメッセを同時駆動しながら一部 Skypeで相談、データ管理は全部 Google Docs & Spreadsheetでやる、なんてこともやっていますので、もうシステム単体だけではTRPGシステムの評価をするわけにはいかないのではないか、という考えを新たにしているところです。
実際のところ、無料のオープンソース“的”RPGが(いろんな嗜好に合わせてデザインできる程度のコンセプトデザインが揃った上で)提示されれば、それだけ「カネを支払ってでも遊びたい、サポートの整ったTRPG」の価値が相対的に見直されると思うんですよね。私は近頃、旧型の洋ゲーや国産ゲームを触れる機会がありますけれど、2000年を超えたあたりからの国産ゲームの記述方式は、(コンセプトデザインとは別に)プレイに支障がない記述がずいぶん整ったな、という印象があります。たとえばSRSなどは「そこだけ外さない」記述ですよね。
もちろんオープンソース“的”RPGな何かが、粗製濫造の再来にならないようなインフラもまた別に検討すべきでして、そこを保証するためにはもう少し理論立てが必要なのだろうと思ってます。
今のところ、私は自分から何か問題を解決する文章を書くということは難しくって、「具体的な難問を誰かに尋ねられた時、いっしょに考える」ことの方が増えてきています。ですので、何か行き当たった課題などがあれば、遠慮なくE-mailやコメント欄などでお尋ねいただければ(「ブログで書いて下さい」といった補足付があるとなお皆さんに還元できてありがたいです)、現状できるだけ整理した考えをご呈示できると思います。もちろん、大それたことは言えないと思いますが……。
(ちなみに、わざわざオープンソース“的”と保留をつけているのは、TRPGにおけるOSS的なライセンスのありようが果たしてどういうものなのか、OSSの専門家の話を聞いていると最近よく分らなくなってきたためです。バザール方式とOSSは違うので、コマーシャルを打つ際にも多少OSSを配慮して慎重になった方がよいのではないかと最近考え直しています。)
ちなみに井上さんがやられているSkypeセッションですが、実は「お子さんが夜早く寝ている環境ではなかなかできない」という隠れた弱点があります(プレイヤーに子持ちのお父様がいらっしゃる)。小さなお子さんがいるお父さんお母さんTRPGゲーマーの家庭では、まだまだ文字コミュニケーションの需要が大きいみたいです。
もちろん、Skypeやっても全然オッケーな人の方が多いと思うので、私は今の手法で可能な限り、「深夜に騒いじゃいけない潜在的TRPGゲーマー層」へと働きかけていこうかと思います(そこまで少なくはないはず)。
ログが100万字残ったりすると、けっこうそれだけで楽しんでくれたりするんですよね。TRPGにおける棋譜を活用したセッションスタイルをどういう風に構築するかを、T&TとAマホ準拠で考えているところです。
お二人の文章は長いので読んでないんですが、えーと、結局アナログボードゲームを紹介するNPOは、「これを遊ぶことによりお子様方の情操教育になりますし、知育にもなりますよ」といってアナログボードゲームを買ってもらえる可能性が高くなるわけですよね。
だけど、TRPGって、特に今の国産ラインナップを遊ぶことによって「これを遊ぶことにより情操教育になりますし、知育にもなりますよ」とは到底いえないラインナップだらけだし、まして遊んでもらっても、果たしてそれを買うほどにまでいくのかな、というモチベーション提示になるのか微妙な気がするわけです。
あともうひとつはTRPGデベロッパ側の許可、あるいは出版社側の許可、あるいは認可ですが、これはTRPGという形態として非常に厳しいのではないかな、と思うわけです。何を認可、許可するのかわかりませんが。要するに、なんといいますか、「元のものとは異なる派生物が出るのをどこまで許容できるか」ということです。要するに二次創作物みたいなものだと思うからです。許可制になると。特にGM次第でNPCやシナリオの演出は異なるわけですから、許可制になると、それを錦の旗にする人も出るだろうと。難しいのではないですかねえ。
あと、TRPGへのクラウドソーシングですが、ぶっちゃっけっと、夢見すぎじゃないかなあと思います。今あるクラウドソーシングサービス(SNSでいいですが)で、ひとつに特化してどこまで人気がでてますかね。特にTRPGのような「生臭い人間関係が必要な」趣味で、クラウドソーシング(これがいったいなにを意味しているのか、いまいちよくわかってないんですが)でTRPGを活性化させよう、というのは寝言は寝て言いましょうね(はあと)、以上の感想はないです。すんません。TRPG-SNSもすばらしい閑古鳥っぽいですしね。OPEN-PNEそのものが、構造的な欠陥を内包しているので、そんなものかと。カスタマイズ性に問題が。あとは別にMIXIのコミニティで十分なのを何故SNSで閉鎖空間にしなくてはならないのか。ここらで十分な魅力への説明と提言がありません。更なる蛸壺化をしたいのであれば特にいいかもしれませんが、到底活性化にはなりませんよね。
でまぁこうやってくさすのはオモロであるところの私の超得意技なので、ここでおしまいいにしてもいいのですが、それも何なので、活性化させる方向性を少し考えてみます。
このNPOと同等の方向でいくのであれば、誰を対象にするのかが非常に肝になります。お子様を持った母親父親の方々にFEARやSNEのエロゲやギャル下の出来損ないを見せても、まぁ無理でしょう。
要するに、そういった方々をもし相手にするのであれば、既に提供できるラインナップがかなり限られているのが現状ではないかと思います。りゅうたま、はまだ遊んでないですが、そうしたも傾向のものが必要ではないかと。
そしてりゅうたま、から更に進んだ場合の先についてまでフォローアップしないと厳しい。で個人的にはぱっと考えてローズトゥロードのような、指輪物語みたいな話ができますよ、とイメージで騙くらかせるようなレベールが必要ではないかと思います。
個人的に一番いいような気がするのは「ラビットアンドラッツ」じゃねえのかなあ。
そうして考えていきますと、スバラシク特化された今のTRPGというは、そうした「TRPGを知らない一般の方々」に対してどこまで魅力的に写るのかな、と。いやーきびしくねえか、というのが本音です。
まずTRPGを布教する対象を決めて、実際にそれを購入する人物をまで囲い込めるような、TRPGと対象が成長するにあたって次に教えるレーベルまで想定する。その上で、TRPGデベロッパや出版社は恐らく腰が重いので、その著作権者、つまりデザイナーに直接交渉して、許可というよりはある程度のお目こぼしをしてもらえるような交渉をしていいのではないかと。というかそういう情操教育、知育用のツールとしてのTRPG企画を出して、それで作ってもらってその出版社に許可してもらった方が早いかもしれません。
でまぁクラウドソーシングという寝言ですが、これも無理やり考えてみるに、デジタルデバイド、つまりPCや携帯に対する能力格差をかんがみた上で、布教したい対象と、その実質的な購入者が同じである場合はそれに対応した環境(携帯特化型SNSとか)を用意する、無理であれば、恐らくこれにそこまで拘泥しないほうがいいと思います。今クラウドソーシングとかいう寝言を真に受けてTRPGに入る連中は、つまり、恐らく、われわれと五十歩百歩の連中です。それでいいのであれば、それでもいいかもしれません。
個人的には、TRPG-SNSなんて蛸壺つくるんじゃなくて、既にあるMIXIとかの内部にある環境を活性化させる、そこから更に対照用のコミニティを派生させていって活性化させていったほうがいいかと思います。恐らくねらい目は、地方でしょうねえ。
こんなもので、どうだw長文ごめんなされ。
>石頭さん
単独で見たら「二人の文章」より長いじゃないですか(笑)。まあいいや。
ご意見ありがとうございます。色んな提題があったので一つ一つ検討しなくちゃなんないですね。
1.現状の(海外・国産 両方)TRPGシステムの表層的イメージは親を説得させられないのではないか(説得なんて可能なのか)? ターゲットを子どもに絞った場合、現在のライトノベル文化に強く寄り添っている(ようにも取れる)国産TRPGを使っても、うまく行かない可能性が高いのではないか。
2.TRPGは「知育ツール」(=シリアスゲーム)として販売すべきなのか(その方向で本当にうまくいくのか)? 具体的な対象はどんなものになるのか?
3.TRPG企業からの「許可」なるものがあるとすれば、それの具体的な価値基準、ライセンス、ガイドラインはどう取り決めるのか(どこまで許可すればうまくいくかに対する明確なヴィジョンは立てられるのか)?
4.クラウドソーシング(=ここでは不特定多数の外注によってビジネスが活性させるような仕組み、くらいに考えます)をシステムデザイナ-ゲームマスターの間に見出したとして、どれほどのメリットがあるのか(ないのではないか?)よく理解していないままそれに飛びつくのは、ビジネス能力があまり高くない(協力してもらってもあまり役に立たない)人なのではないか。
5.SNSのアーキテクチャはTRPGの活性化を促すには多少閉鎖的な仕組みがあるのではないか(もう少し新しい技術もありえるのではないか)? むしろ既存の環境の活性化したり、地方に対して働きかけるなどの、別の視点が必要ではないか?
っていう感じに要約できますかね?(違ってたらすみません)。
どれもまあ難題であるというか、石頭さんがいつものとーり疑問に思われるのも仕方ない要素が山盛りなわけですが(笑)。でも大事な問題ではないかと思います。
この5つのうち1と2についてはかなり考えてまして、私は石頭さんが考えているのとはだいぶ違うヴィジョンを持っています。私はあくまで「セッションデザインの技術」に的を絞った活動を考えているので、シリアスゲームや情操教育の視点は、戦略広報的にはアリなんですが、メインに置かない方がいいと思ってるんですよね。
なんか他の人も意見くれそうなコメント欄になってきたので、こんなところで。
まとめどーもです。市場規模は、以下などからある程度判明するかもしれません。10万人、と呼ばれた市場規模の内部構成比率が、どのようになっているかわかれば、そこからある程度の類推は可能かと。
アルバイト収入(大学生)
http://www.waseda.jp/student/research/2003/0353.html
中学生・高校生のおこずかい
http://www.garbagenews.net/archives/674344.html
サラリーマンのおこずかい
http://www.gamenews.ne.jp/archives/2008/06/250046290.html
>遠慮なくE-mailやコメント欄などでお尋ねいただければ
ありがとうございます。また知恵を拝借させてください。
>Skypeセッション・隠れた弱点
ですね。こなしてきて具体的に見えてきました。チャットにはチャットでの利点がありますし、選択肢が増えた、程度に考えていれば良い気がします。
>アナログボードゲームを紹介するNPO
そういえば、NPO法人アナログゲーム・アソシエーションなんてのもありましたね。
>クラウドソーシングでTRPGを活性化
そんなことを言う人がいたら、まず正気か疑います。そういう妄言は大好きですけれど。
>TRPG SNS
TRPGの活性化と直接関連づけて語るのは、SNSに期待しすぎか、ちょっと現実が見えていない人だけではないでしょうか。
>布教したい対象と、その実質的な購入者が同じである場合はそれに対応した環境(携帯特化型SNSとか)を用意する
ここは重要ですね。ネットにへばりつく若年の低所得者に対して車のCMを流しても無駄、みたいな。
>恐らくねらい目は、地方でしょうねえ
確かに、地方は狙い目ですねぇ。
ざっと感想。
>TRPGシステムの表層的イメージは親を説得させられないのではないか
昔も昔で親を説得できるようなものではなかったような気が・・・。むしろ、親など関係なく遊んでませんでしたか?あと、子供から金をまきあげるのは大変・・もとい、一緒に遊びたいとは思わないので、ターゲットから外して、やりたきゃ勝手にやれやでいいと思います。個人的に。
>TRPGは「知育ツール」(=シリアスゲーム)として販売すべきなのか
シリアス・ゲームに限定する必要はないと考えます。
>TRPG企業からの「許可」なるものがあるとすれば
これは興味深い提起ですね。現実味あり。
>クラウドソーシング・メリット
高橋さんの言葉を借りるなら、まさに「カネを支払ってでも遊びたい、サポートの整ったTRPGの価値が相対的に見直される」点にあると考えています。個人的には、業界の活性化より、むしろ衰退が望ましいです。そして、そこからの再編に興味があります。
>SNSのアーキテクチャ
個をエンパワーメントするために、個のソーシャルキャピタルを蓄積させるアーキテクチャは必要だと考えます。また、TRPGは、ある程度内側に閉じている方が都合のよいことも多いのではないでしょうか。なお、私的に運営するSNSを、私は、むしろ解放したかったのですが、多くの利用者の要望があって、閉じたままです。
ご意見ありがとうございます。
>なお、私的に運営するSNSを、私は、むしろ解放したかったのですが、多くの利用者の要望があって、閉じたままです。
この点は興味深いですね。SNSは情報の限定がやりやすいので、自然とそういう見なし方で使われるようになったのではないかと推測しています。
ところで、先日TRPGと関係のない保護者の方(子どもは中学姓)に「洋書の読解と一緒にやってくれるのであれば、D&Dなどは中学校でやってもらってもいいかも」という意見も頂いたりしました。英語の得意な方が、ESSの延長線上でやる方向もいいかも知れませんね。
ゼミでD&Dする人もいますね。教育の一環であれ、TRPGに触れる機会を設けることで、間口を広げる戦略は、ありだと思います。購買層の拡大をもって、「パイを広げる」と表現する人たちがいますけれど、実際には、様々な角度から財の魅力を掘り下げ、消費する術(楽しみ方、受けとめ方)を増やす方が、有効であるケースも多いですね。梅田望夫つながりで言えば、指さない将棋ファンや、隠れた将棋ファンも、将棋界にとっては、眠ったままの大きな要素(金脈?)であり、彼らを生み育てたのは、必ずしも業界の意図するビジネスプラン(消費の在り方)にそった動きであるとは限りませんから。
>ゼミでD&Dする人もいますね
これ、具体的に、どんな風に使われたことがあるのか、興味があります。『ディプロマシー』が商学研究科で使われた例は知っているのですけれども、D&Dは初です。
梅田望夫『シリコンバレーから将棋を観る』については、私も思うところがあります。今後、将棋界(プロ・アマ)とTRPG業界(プロ・アマ)とを関係づけて論じることもあるかもしれません。
予定調和という共犯関係において至る局面や、予定調和を廃す緊張感などなど、『シリコンバレーから将棋を観る』は、TRPGに引き付けて考えると、また興味深いものが観えてきますね。楽しみです。D&Dの件はSNSで見かけました。