#FalettinSouls s2e11

1. 村上佳佑. Never Give Up.
2. Relyae. Back to You.
3. Madhouse. Get Some of This.
4. The Maytals. Funky Kingston.
5. Billy Preston. Nothing from Nothing.
6. Kaleta & Zozo Afrobeat. Baba Nla Iya.

【2021-07-05 月 朝】

おはようございます。07月最初の #FalettinSouls でございます。まあ6曲聴いてってよ。

【同日 夕】

なぜUnicodeには休符がないのだろうなあ。こんばんは、#FalettinSouls Season2 episode11 をお送りします。

1. 村上佳佑. Never Give Up. 2018.

2010sのEXILE TRIBEや三浦大知のスタイルに近いトラックを歌ってるなと思い、さわやかな初手を飾ってもらいました。作編曲担当はT-SK(音楽クリエイタグループFUTURE UNISON所属)。あとMoonChild, YouthKも名を連ねてます。*1

村上さん本人は立命館大学時代にアカペラサークルに所属して活躍しており、その後もプロボーカルになるまで研鑽を積んで、2017年以降デビューということみたいですね。今後どんな歌を歌うかは座組み次第ですが、かっこいい曲を今後も歌ってほしいですね。

2. Relyae. Back to You. 2020.

2曲目は本当にwebに情報のない配信専ミュージシャンです。「rel-yay レルイェイ」と読むこと以外Spotifyプロフィールに何も書いてない。でも今どきのネオソウルの中心に近いサウンドを射抜いてくれてます。個人的にはトム・ミッシュの作るものと味が近いと感じている。

3. Madhouse. Get Some of This. 1972.

3曲目から暫く70年代の曲が続きます。のちにブーツィ・コリンズと共に Bootsy's Rubber Band を結成する Gary 'Mudbone' Cooper が中心となるバンドのアルバムなんですね。Madhouse名義は80's Princeのジャズプロジェクトの名前もあるので年代を間違えないでね。*2

収録アルバム名は Serve 'Em です*3。ちょうどニクソンのウォーターゲート事件で米国が沸いてた頃にニューヨークのアングラシーンからやってきた音源ということですね。東海岸の割にはSly & The Family Stone ぽいフレーズがわりと満載ですが。私は好きです。なお、このMadhouse自体にはブーツィは参加してないので注意(自分は資料読んでたときにそう誤解しかけた)。

4. The Maytals. Funky Kingston. 1973.

4曲目のThe Maytalsは、名義ブレが多少ありますが概ね Toots & The Maytals として知られています。ジャンルとしては「スカ」「ロックステディ」「レゲエ」(これらのジャンルは相互に関係があります)、要するに広義のレゲエ的アプローチの代表的グループです。

1960年代から、Frederick "Toots" Hibbert が中心となって、あのズンチャ、ズンチャ、というノリの陽気なジャマイカサウンドを演り続けてきたのですね。中米のファンキーサウンドを語る上で欠かせないグループです。

トゥーツは最近まで健在だったのですが*4、新作アルバムを出した直後の2020年09月に亡くなってしまいました。レジェンドよR.I.P.*5

5. Billy Preston. Nothing from Nothing. 1974.

5曲目はビリー・プレストン。ティーンズの頃からオルガン奏者として才覚を現してリトル・リチャード、レイ・チャールズ、サム・クック、キング・カーティスなど1950-60sのソウルの大物のサポートを務め、のちにビートルズとも共演しました。*6

ビリー・プレストンは個人名義の作品をまだ全然ききこんでませんので、他にも良い曲知ってましたら教えてくださいませ。

6. Kaleta & Zozo Afrobeat. Baba Nla Iya. 2007.

これはファンク仲間のひげさんが普段から家事タイムに流しているアフロビートシリーズをちょいちょい齧らせてもらってるときに気に入った一曲を拾わせてもらいました。

リーダーKaletaのプロフィールで網羅的なものがまだ見つかってませんが、きっと名のある人物であろう……もうちょっと調べておきます(最近このパターン多いな)。

今週も金曜特集はないかも! やりたくなったら水木あたりに言います。それでは。

*1:Universal Music Japan. 2018-10-30. 11月14日(水)発売1st Full Album「Circle」より「Nothing But You」が日本テレビ系「スッキリ」の11月テーマソングに決定!!さらに10/31(水)より先行配信もスタート!. Universal Music Japan. https://www.universal-music.co.jp/murakami-keisuke/news/2018-10-30/ (2021-07-05 accessed).

*2:last.fm に、Madhouse 専用の曖昧検索誘導があったりするくらい。https://www.last.fm/music/Madhouse/+wiki ここによれば、(1) モニカ・リチャーズ率いる1980sポストパンクバンド (2) Princeのジャズ・フュージョン向けのサイドプロジェクト名 (3) 今回取り上げているGary Mudbone Cooper による1970sファンクバンド (4) オーストリアのウィーンにいるグラムロックのバンド とのこと。

*3:disk union. 2006-10-10. SERVE 'EM (LP) MADHOUSE マッドハウス 〔再発〕. https://diskunion.net/black/ct/detail/54V061010001 (2021-07-05 accessed).

*4:Tower Records Online. 2020-09-03. Toots & The Maytals(トゥーツ・アンド・ザ・メイタルズ)|約10年ぶりとなる新作スタジオ・アルバム『Got To Be Tough』. Tower Records Online. https://tower.jp/article/feature_item/2020/09/03/0108 (2021-07-05 accessed).

*5:Tower Records Online. 2020-09-14. TOOTS & THE MAYTALS(トゥーツ・アンド・ザ・メイタルズ)のToots Hibbert(トゥーツ・ヒバート)が逝去。享年77歳. Tower Records Online. https://tower.jp/article/news/2020/09/14/tg017 (2021-07-05 accessed).

*6:伝記的情報はググれば枚挙に暇がありませんが、もう少しWeb以外の適切な情報をそのうち探してきます。とりあえず英語版Wikipediaを。> https://en.wikipedia.org/wiki/Billy_Preston

#FalettinSouls s2e10

※Season2 で初めて当日に紹介できなかった回となりました。(月曜リリース、水曜解説)

1. スガシカオ. ファンカゲリオン. 2010.
2. Ephraim Lewis. Rule for Life. 1992.
3. RIP SLYME and 在日ファンク. Vibeman. 2015.
4. John Mayer Trio. [Live] Wait Until Tomorrow. 2005.
5. The Fearless Flyers. Coronel Panic. 2020.
6. 早見沙織. yoso. 2020.

【2021-06-28 朝】

おはようございます。投稿し忘れてましたが今週月曜日の #FalettinSouls です。梅雨よ早く終われの気持ちで選びました。
【同日 夜】

FalettinSouls s2e10ですが、今日疲労が強いみたいでいつもの時間に解説できません。すみません。今週前半のどこかには取り返します。とりあえず聴くだけ聴いておいてください。

【2021-06-30水 夕方】

♫♫♫♫♫♫♫♬♪♬♬♬♪♬♪♬♪

月火に疲労してまったく出来なかった #FalettinSouls s2e10の解説を短くやります。

1. スガシカオ. ファンカゲリオン. 2010.

新世紀エヴァンゲリオン新劇場版完結記念・兼・06月の梅雨に発狂する曲ということで初手に置きました。ちなみにスガシカオさんは使徒好きであってキャラはそこまでハマってないそうです。シカオさんのためにゼルエルのいい感じのフィギュア売ってください。

この歌詞の中の主人公、ちょっと大人アスカっぽいですよね。「ねぇ いま この気持ちをバカにしたでしょう? めんどくさいやつって人に言うでしょう?」あたり、特に。出てくるファンカゲリヲンは特撮版『巨神兵東京に現わる』(2012)ぽさがある。

2. Ephraim Lewis. Rule for Life. 1992.

2曲目は、アルバム1枚出した後にバルコニーから滑落死して亡くなってしまったエフライム・ルイスのアルバムから。

滑落死したエフライム・ルイスは、屋上で暴れているのをみた警官にティザーで3発撃たれたために滑落することになったと言われています。BLMで明確に改めて非難されるようになった黒人への暴力的慣習が、この時、才能ある一人を失わせたんですね。もっともっと、社会は変わっていって欲しい。

このエフライム・ルイスの曲は、ネオソウルの始まりを予感させるような、ファンクネスを消化したソウルで、とてもよいですね。生きていてほしかった。

3. RIP SLYME and 在日ファンク. Vibeman. 2015.

日本のヒップホップグループRIP SLYMEの10枚目のアルバム『10』で、ファンクバンド「在日ファンク」とコラボした一曲です。在日ファンクの脂の乗ってる時期のサウンドとRIP SLYMEの円熟パフォーマンスとがいい感じに混淆してますね。震えろ震えろヨコにタテに。

4. John Mayer Trio. [Live] Wait Until Tomorrow. 2005.

ジョン・メイヤー(Gt., Vo.)、ピノ・パラディーノ(Bs.)、スティーヴ・ジョーダン(Dr. Vo.)の3人で演るブルースロック・バンドです。2005年結成だから、このライヴ音源は初期の収録ですね。ピノはディアンジェロをよく手伝う名ベーシストとしておなじみですが、ザ・フーのサポートの常連でもあります。

ふだんのジョン・メイヤーとJMTの方向性の違いを比較した記事には、以下の記事があります(河崎/OK Music編集部 2017)*1

5. The Fearless Flyers. Coronel Panic. 2020.

The Fearless Flyers は、ファンクバンド Vulfpeck 界隈の企画のひとつです。Joe Dart(b)、Cory Wong(g)、Mark Lettieri(gt)、Nate Smith(ds) で構成されています。詳しくはDr. ファンクシッテルーさんの紹介記事をどうぞ。(Dr. ファンクシッテルー 2020)*2

純粋に最新のファンクが聴きたければVulfpeck, Cory Wong, そしてこのThe Fearless Flyers の3つの名義をサブスクで掘れば満足できるんですよね。もちろんそれだけで尽くせるわけではないからファンクを聴くのは面白いわけですが。

FFを聞いてると、星野源のモータウンコアへの挑戦に通じるものがあると感じます。ミドルテンポやスローテンポで乗りやすいファンクやR&Bを、BPM盛りまくってなおノリを崩さずカッコ良さを維持できるかを、アイデアと技量の力技で解決しようとしてるような。そして実際かなり成功してますね。凄い。

6. 早見沙織. yoso. 2020.

曲を聴いてから「えっ、全然印象ちがうじゃん」と思ったAOR風の楽曲。歌ってる人は『鬼滅の刃』で胡蝶しのぶを演じてる早見沙織さんですね。

yosoの作曲・編曲はKenichiro Nishihara(西原健一郎)さんだそうです。2020-03-31 声優グランプリのインタビュー記事より。(中上/声優グランプリ編集部 2020)*3yoso=他所でいいらしい。

はい、なんとか低空飛行で解説できました。シーズン2も10回達成しました。10の区切りごとにスガシカオさんの曲を入れていきたいなとちょっと思いましたね。来週以降もよろしく。金曜は疲れが出てるのでお休みです(たぶん)。*4