#FalettinSouls 2021-01-29 特集:星野源はいかにしてネオソウルをわがものとしたか?

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  1. 星野源. 湯気. 2011.
  2. 星野源. ダスト. 2013.
  3. 星野源. Night Troop. 2014.
  4. 星野源. Soul. 2015.
  5. 星野源. Dead Leaf. 2018.
  6. 星野源. The Shower. 2018

【08:00】

おはようございます。1月最終日ですね。来週もう2月か、ひえー。週末ゆっくりお風呂に浸かったりしてゆきましょう。

金曜日はいつも単一ミュージシャン6曲縛り、今日は星野源です。星野源だけどSUNも恋もアイデアもドラえもんもうちでおどろうもございません! この並びを編んだことの意図、星野源ファンに判定してほしいですね。2021-01-29 金曜日、「星野源はいかにしてネオソウルを我がものとしていったか?」特集です。解説は夕方ー。

【19:00】

そんじゃ星野源特集はじめるよー #FalettinSouls

01. 星野源. 湯気. 2011.

もはや飛ぶ鳥を落とす勢いどころか、『おげんさんといっしょ』や、『DEATH STRANDING』のインゲームに三浦大知と共にまるごと収録など数々の実績を刻み、もはや日本を代表するスター級シンガーソングライターの1人となり、飛んでる鳥の方が少ないくらい。そんな星野源さんの話です。

星野源さん、2010年にアルバム出してデビューしました。そしてその直前まではSAKEROCK というインストゥルメンタルバンドの中心人物でもありました(Spotifyにはアーティスト登録および主要音源はなし、ただし「サケロックオールスターズ」名義の企画はあり)。

ちなみにSAKEROCKのメンバーの中には浜野謙太もいます。その後の在日ファンクのリーダーです。つまりSAKEROCKから星野源と浜野謙太、日本のソウルミュージック最新形態を背負う男と、日本において歌もの古典ファンクを貫徹せんとする男【2020-12-15 オーセンティックファンク特集】とが出てきたというわけですね。振り返るとけっこうアツいバンドですね。Spotifyでは扱いきれないですが、山下達郎や大瀧詠一やSMAPと合わせて円盤掘って欲しい。私も掘りたい。

さてこの一曲めなんですが。実は振り返ると2010年から2012年までの星野源の音源って、今の星野源(2015年『Yellow Dancer』、2018年『POP VIRUS』)のようなトラックメイクに、いまいち辿り着き切れてないように聴こえます。

すでに細野晴臣などファンキーサウンドの先達〔※2021-01-21 はっぴいえんど以後特集〕を味方につけながら、ソロの初期がおとなしめ。これは聴きなおして正直意外でした。好きなサウンドの在処は初めから定まってるようにも聴こえますが、ここから2020年までの10年の間に化けに化けて、いまや押しも押されぬ日本の大英雄になる過程は、ちょいと想像しづらい。

しかし、にもかかわらず(と勝手にケチつけておいて何だよと思われそうだな)、この試行錯誤の最中のサウンドと合わせて歌われる情景は、すでにほぼ完成されてます。星野源は「ほとんど気体と区別のつかない液体・固体を詩の俎上に載せて歌う」のが極上にうまいんですよ。

湯気の中は 日々の中
雨雲になって
いつの間にか 部屋の中
しとしとと雨が降る
なにか茹でろ 飯を食え
するとなぜか 僕の中
とくとくと目から水が出る

星野源. 湯気. 2011.

(僕らの部屋の炊飯器の)湯気が、雨雲となり、雨となって流れ落ち、僕らの精神に降りかかり、時に僕らの汗や涙(もしかしたら鼓動により押し出される血液)となって、それらがまた水蒸気となり天上へ還る……という、星野源なりの流儀でのワークソング、群集のための歌が、すでにこの時に、完成しきっているんですよね。

そこに注目しながら、2曲めいってみましょう。

02. 星野源. ダスト. 2013.

確かここにはハマオカモト(OKAMOTO’sで紹介済)がベースで起用されてます。この時星野源がつけた注文に、今回の特集の鍵があります。ちょっとアレンジの様子が「湯気」より一段階深化してますよね?

その後5年くらい『Voodoo』は眠りにつくことになるのですが、去年の年末頃、僕が参加させてもらった星野源さんのシングル“ギャグ”のカップリング曲“ダスト”のレコーディング前に、『Voodoo』の冒頭曲“Playa Playa”が源さんから参考音源として送られてきて、リズム・セクションはこういう感じでやりたいと。〔強調引用者〕ディアンジェロか……と思いながらも、音楽嗜好も幅広くなったいま聴いたらどう思うんだろうと、ふたたび眠らせていた盤を引っ張り出して聴いてみたら……ヤバーイ(笑)! ホント音楽ってタイミングですね。60s〜70sのものが好きな僕にとって、その時代のソウルを受け継ぎつつも、ヒップホップなどを通過している時代だからこその音、それがネオ・ソウルというものだと思うんですが、そこがツボでした。

ハマ・オカモト. 2013. 「第27回: ディアンジェロ」『ハマ・オカモトの自由時間』2013-10-20. (https://tower.jp/article/series/2013/12/11/b1373 2021-01-29取得.)

2013年にハマ・オカモトがディアンジェロと星野源について論じたこの記事によれば、星野源は「ディアンジェロみたいにやりたい」ということで注文をかけていた事実があるようです。

そしてそう、既にお気づきの方もいらっしゃるでしょうが、「ダスト」はファンク&ソウル史的に言えば、ディアンジェロ『Brown Sugar』『VooDoo』および第一世代ネオソウルを素直にフィーチャーしてるんですね。

つまり、「湯気」の頃に「たぶんこっちに行きたい」と思ってた星野源さんが、このころを境に明確に「第一世代ネオソウル」サウンドと向き合い始めていることが傍証からも、音源自体からも、確認できるんですよね。そして案外、ディアンジェロ的なものに取り組んでる邦楽ミュージシャンはそう多くない。

ところで歌詞についてみると、「ダスト」でも粒子の表現がうまい。

ああ 刻まれた思い出は
青へと消えていく
ダストは空に 召されぬままに
近所に
〔中略〕
切り捨てたもの 見捨てた
煙 空気に
〔中略〕
ああ 人もそれは同じか 炎で
ああ 羽をつけて飛ぶのさ
光の中へと
〔中略〕
息を吸い込め
風を受け取れ
塵になる日まで

星野源. ダスト. 2013.

「湯気」が天と水と肉とのあいだのH2Oの循環の話なら、「ダスト」は火と風の間で行き場を失っている塵、煙、光の話といえるでしょうか。エレメントの選択基準については、星野源流の何かがあるのかもしれないですね。

03. 星野源. Night Troop. 2014.

ここからはサクサク行きます。

さっきみたいな属性読みはできませんが、ディアンジェロ再現の続きとして聴けます。定期的にこのサウンドの方向性を探究し続けていることが伺えます。

04. 星野源. Soul. 2015.

この2010s前半の折り返し地点の音です。この曲ではエレクトリック・ピアノやストリングス隊が控えめながらも鳴り始め、間奏には笛まで入ってくる(この笛何の楽器だろう? オカリナ?)。

〔注:フルートでよかったようです。フルートにしては音がふっとい感じするけど、そうなのか……詳細なレビューは (黒田隆憲 2015)[1]黒田隆憲. 2015. 「一躍お茶の間の存在となった星野源。音楽家として何がすごい?」『CINRA NET』(https://www.cinra.net/review/20151201-hoshinogen , … Continue reading参照。〕

歌詞についても引いておきます。

海を見た日の 神は幼い
寄せるわ そう 波の味
浮かぶ枯葉 如月 夕陽の向かい
兎が そう 跳ねるだけ
おお 此処から
おお 世界が
君を見た日の 恋は幼い
日向に そう 咲くように
浮かぶ言葉 誘い 林檎の誓い
木陰に そう 座るだけ

星野源. Soul. 2015.

歌詞も、古事記のオノゴロ島を出産する伊弉諾・伊弉冉〔イザナギ・イザナミ〕の神話のようであり、聖書の創世記のようでもあり、属性の盛りが凄い。このへんは2019年に、おようさんという方が読み込もうとされていますね。

およう. 2019. 「星野源『Soul』に顕れる2つの神話」 2019-01-06. (https://note.com/hokoo5/n/n6c69d9fe0ff3 , 2021-01-29 取得.)

また、YELLOW DANCER 特設ページにもしっかり以下のようなコメントがあることを見つけました。

2011年にリリースした1stシングルのカップリング曲「湯気」から、コツコツと進めていた「自分の趣味である(ソウルやジャズ、R&Bやジャンプブルースなどの)ブラックミュージックと、己の音楽性の融合」を、全面的に追及〔注:原文ママ〕したアルバムになりました。ブラックへの憧れと共に、日本情緒あふれるポップスを目指した結果、「イエローミュージック」と呼べそうな楽曲たちが生まれました。体だけでなく、心も躍るようなアルバムができたと思います。

星野源オフィシャルサイト「YELLOW DANCER」特設ページ (https://www.hoshinogen.com/special/yellowdancer/ , 2021-01-29取得)

ちなみにこの中で「湯気から……」と本人が書いてるのをいま(2021-01-29, 20:04)みつけました。今回の企画の答え合わせじゃんね? はっはっは、これ3日前に編んだんだぞ。どうだえっへん(?)。

05. 星野源. Dead Leaf. 2018.

さて『YELLOW DANCER』からさらに3年後、もうだいぶ“仕上がった”星野源流ネオソウルが聴けます。音数の少なさも堂々たるディアンジェロのオリジナルにだいぶ迫ってる。スイング感も再現度すごいですね。日本語で歌われるソウルとしても、シンプルに素晴らしい。

立ち尽くした 冷えたビルが
猿みたいに 夕陽見てた
行き交う人は こうべを垂れた
電波真綿 繋がれた
視えない波は 雑踏の中
意思運ぶ 真似した
〔中略〕
これはさ 愛だ
ああ もっと似合った
言葉がいいけど
一番 近くて古い言葉
いつまでも 落ちないな
あの枝で 枯れた葉

星野源. Dead Leaf . 2018.

「立ち尽くした冷えたビルが」→「猿みたいに夕日見てた」という無生物主語の一文から、同様に猿めいた群衆の生活を見下ろしもしていて。さらに電波を飛ばす最先端機器を扱っているのに、うまい言葉が見つからない、まるで猿みたいじゃないかと思ってしまうような不甲斐なさの中で、一人の人間として「愛」の一単語よりマシな言葉を手繰っている……ワザマエ!

この曲、その3年前の「Soul」で人間たちの、言語があったかさえ定かでない段階の神話的なはじまりを歌ってるからこそ、俗世中の俗世における言葉のむずかしさを歌ってる「Dead Leaf」が活きてくるという、不思議なつながりを感じますね。

そんな読みを傍証できそうな箇所を、いまちょうどみつけました。

「Soul」の歌詞の序盤、月と太陽のあいだの波間で、枯葉が浮かんでるんですよね。それが「Dead Leaf」に至って、「愛という、いつまでも落ちない古びた言の葉=枯葉(Dead Leaf)」として漂着してる。Soulの枯葉とは愛=生命の原初形態だった? 深読みかしら。

浮かぶ枯葉 如月 夕陽の向かい
兎が そう 跳ねるだけ

星野源. Soul. 2015. (再引用)

一番 近くて古い言葉
いつまでも 落ちないな
あの枝で 枯れた葉

星野源. Dead Leaf . 2018. (再引用)


さて、「星野源がディアンジェロ含むネオソウル第一世代をいかにして我がものにしてきたか」特集。サウンドの話に止まるはずだったのに歌詞もそれに呼応するかのように星野源の歌詞読み解きが、ネオソウルの葉脈に沿って布置されてるようにも思えてきて、ゾクゾクしてきたぞ(これ今日、2021-01-29に、Playlistを事前に準備した以外はすべていま即興で書いてますからね?)

06. 星野源. The Shower. 2018

最後です。もう3年前なので最新ではないですが、素晴らしい音源です。これは星野源による『ドラえもん』新OPのカップリング曲です。

……ど,ど,ドラえもんのシングルにこんなdopeなトラックが!?

マジかよ、一桁台で今のドラえもん見てる世代がみんな2030年代に星野源の薫陶を受けた #ネオソウルネイティヴ になっちゃう……(何言ってんの?)。

ともあれこの曲、2011年「湯気」から「Soul」「Dead Leaf」を経由して再度立ち戻ってきたエレメントの歌でもありますね。

全編漢字抜きの歌詞にはこうあります。

かなしみはあめのような
シャワーのなか せなかをなでたわ
せつなさは あいのような
けむりのなか

星野源. The Shower. 2018

これ、前2行が「湯気」で後2行が「ダスト」ですね? 自分のネオソウル・チャレンジを総括してるよ! 初めから終わりまで弱めのファルセットで! こういうところもいかにもネオソウルっぽい!

水の粒子と火の粒子に囲まれているという皮膚感覚を通じて、星野源は世界を世界として立体的に知覚して(も)いる……この視座が、The Shower では手際良くまとまっています。2010s星野源のネオソウルチャレンジ・シリーズは、もはやディアンジェロ等への憧れから、彼自身のモノになってますね。本当にお見事!

そんなわけで、今回は星野源さんが、R&B史の一時代を築いた「(第一世代)ネオソウル」、特にディアンジェロ的なものを、ソロ開始後からの星野源がどう憧れ、独創的に昇華しようとしてきたかを追跡しました。もう誰もが知ってる人気アーティストにもこうやって析出したくなるマイナーな観点は沢山ありますね。

おしまい。土日はおやすみ、月曜日はノープラン(音源も揃えてません)。休日中にたくさん音楽聴いて準備しときますね。2021年02月もファンキー&ソウルフルをご一緒に充填してまいりましょ。それでは約2ヶ月連続運営中のエクリチュールラジオ番組、今月おしまい。さよならさよならー。

脚注一覧

1 黒田隆憲. 2015. 「一躍お茶の間の存在となった星野源。音楽家として何がすごい?」『CINRA NET』(https://www.cinra.net/review/20151201-hoshinogen , 2019-01-29取得)

#FalettinSouls 2021-01-28

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  1. Marcus Miller. Power. 2001.
  2. Lipstick Gypsy. Infatuation. 2015.
  3. sooogood! and 藤井隆. ドラマチックピンクビキニ. 2018.
  4. Sweet Charles. Soul Man. 1974.
  5. The Brand New Heavies and Simon Bartholomew. The Funk is Back. 2019.
  6. ウルフルズ. スポーティパーティ. 2015.

おはようございます。#FalettinSouls 第3週後半戦(戦?)やってゆきます。今日は洋楽4邦楽2です。あした星野源しかかからないので洋楽多めです。
でお送りします。若干のベース・デイ。

【1800時】

きょうの #FalettinSouls は紹介難易度高いから遅くにだべりますね。

【2000時】

ほんでは #FalettinSouls やってゆきましょう。きょうはマーカスミラーから。

01. Marcus Miller. Power. 2001.

基本的にはジャズフュージョン界のベースの大御所ですが、あまりにスラップベースが上手いためにR&B, ソウル, ファンクのジャンルでも巨人として扱われるに至った凄い人、それがマーカス・ミラーです。

マーカス・ミラーの来歴や特徴についてはこの記事【脚注参照】[1]ベース博士. n.d. 「《現代最高峰のベーシスト》マーカス・ミラー」 (https://bass-hakase.com/bassist/marcus-miller/ 2021-02-02 取得)が面白かったです。ベース博士……いやもう、ハネてるとか飛び越えて、平らなはずの土地でスケートボードを駆って四回転宙返りくらいしてそうな常軌を逸したスイング感がありますよね。とにかくベース技巧に浸かりたい人はぜひ。

02. Lipstick Gypsy. Infatuation. 2015.

第一世代ネオソウルしか知らなかったところから「第二世代ネオソウルってどのへん?」とさらった時に見つけたグループです。大傑作、というほどではないですが(なにさま?)、2010s
ネオソウルの典型が掴みやすくてよかったです。

03. sooogood! and 藤井隆. ドラマチックピンクビキニ. 2018.

藤井隆はみなさんご存知かと思いますが(相変わらずうたがうまい)、sooogood! は聞き慣れない人もいるかと思います。この #FalettinSouls のごく初期に紹介したファンクバンド「カラスは真っ白」、その中心人物のひとりだった、シミズコウヘイさんのソロプロジェクトの名前ですね(西川貴教とT.M.Revolutionの関係と同じ)。カラスは真っ白が解散して惜しかったので、引き続き関係者が活躍していて嬉しいですね。

カラスは真っ白は、たぶんこのTLではソロ特集組んでもウケるくらい評判が良いのですが(あの相対性理論×kawaiiファンク的な方向性、いまのぷにぷに電機や竹内アンナにいままさに期待されているものを先取りしてたんだろうなと個人的に受け取ってる)、カラスは真っ白関係者のまるごと拾いたいですね。

04. Sweet Charles. Soul Man. 1974.

今月末に刊行された『ベースマガジン』の2021年02月号がファンクベース特集で、「よっしゃネタにしよ」と思い買いました。そしたらこのS. チャールズさんが取り上げられていた。

オーサカ=モノレールの中田亮さん(書く側というより取り上げられる側では? でも音楽雑誌らしいな、演奏家が明確に批評文書きも兼ねてるの、かっこいい)の紹介文、それから昔のスウィート・チャールズさんへのインタビュー再掲、演奏の譜面解析など、合わせてpp.20-25までまるっと特集されてました。

その中田さんによれば、もしかしたらスウィート・チャールズこそが、ラリー・グラハム(Sly & The Family Stone の初代ベーシスト)が歴史上初めて編み出したとされるスラップベースを、彼より早く実演してみせた人物なのではないかという話が確認されてました。そうだったのか……JB自伝が出典らしい。

こういう話をどんどん摂取していかないと、古いままの定説でわかったふうなこと買いてしまっていかんなあ、日々再学習だな、と反省しながら、スウィート・チャールズさんのアルバムから一曲拾いました。

05. The Brand New Heavies and Simon Bartholomew. The Funk is Back. 2019.

どっちかというとこのBrand New Heaviesから派生した MF Robot というユニットを紹介したかったんですが、先にこっちを紹介しないと解説がめんどくさくなるなと言う最低な理由で先に選ばれました!

MF Robots はまたいつかかけるとして、Brand New Heavies もそこそこキャリアの長いグループです。以前紹介したイギリスのアシッドジャズグループであるIncognitoの後くらいに出てきた。それからここまで若干のメンバーの加入脱退ありつつ続いてる。インコグニートも続いてるから、凄いですよね。

06. ウルフルズ. スポーティパーティ. 2015.

トータス松本個人では日本のソウルシンガー回で紹介済ですが、ウルフルズ名義の紹介は初です。THE BOWDIESの60s ソウル&ロックンロール感を聴いてたらウルフルズも出したくなりまして、今日取り上げました。

ウルフルズは2009年から2014年ごろまで一度長めの活動休止をしていて、この曲は活動再開後の第二期すぐに出た一曲ですね。「汗かいてべそかいて」など、彼ら自身の第一期の歌の遍歴を振り返るような歌詞にもなってるのかな、と思います。一曲の中にロックとファンク&ソウルの両端に振れる構成も面白い。

今日はここまでー。はー、特集とまでは言えないまでも、マーカスとスウィートが並んでベースぢからの強い日だった。明日は6曲 #星野源 だけでSpotify音源を編んでます。ただしSUNも恋もアイデアもドラえもんも出しません。そんなんでどうやって特集になるのか? おたのしみにー。[2]その後、@nami0101 さんから Brand New Heaviesの初期作品 『Heavy Rhyme Experience: … Continue reading

脚注一覧

1 ベース博士. n.d. 「《現代最高峰のベーシスト》マーカス・ミラー」 (https://bass-hakase.com/bassist/marcus-miller/ 2021-02-02 取得)
2 その後、@nami0101 さんから Brand New Heaviesの初期作品 『Heavy Rhyme Experience: Vol.1』をおすすめしてもらいました。晩期マイルス・デイヴィスみを感じて大変興味深かった。

#FalettinSouls 2021-01-27 Re:

新規ミュージシャンが1曲もない日です。厳密には Lord Finesse は初登場ですが、DeBargeのRemix曲としての登場なので、DeBargeを既出枠としてカウントしています

2020年中にやっていた「土曜日おかわり回」の曜日替えとなります。(リクエストが少ない場合は、自分が掛けたい曲を選んで埋めることになります。もはやファンク文脈の人物・グループ発掘を離れて、普通のラジオ番組枠ですね。黙々掘っているとそういうお休みが欲しくなりました。)

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01. Ohio Players. Sweet Sticky Thing. 1975.
02. Bill Withers. Use Me. 1972.
03.DeBarge, Lord Finesse (remix). I Like it – Soul Synopsis Mix.2020.
04. 竹内アンナ. TOKYO NITE. 2020.
05. スガシカオ. 38分15秒. 2006.
06. Sly & The Family Stone. Que Sera Sera (Whatever Will Be, Will Be)

【朝】
おはようございます。今回は新規ミュージシャン/ユニットがおらず、ただただリクエストに応えつつ自分が流したい気分になった曲を選んだリストをお送りします。気楽に聴いてください。#FalettinSouls

【夕】

ほいじゃー今日は既出のひとしかおらんので1曲1ツイートくらいで。たぶん。#FalettinSoulsOhio

01. Players. Sweet Sticky Thing. 1975.

昔から好きなオハイオプレイヤーズのアルバム Honey の好きな曲のひとつから。中盤まで「よーできとるやん」くらいの気分で聴いてたら中盤から後半あたりの展開で持ってかれる強さがあります。ゆっくりファンクで煮られた蛙。

02. Bill Withers. Use Me. 1972.

ビル・ウィザーズの重要性を理解したのは、ドラマーの沼澤尚さんがビルのライヴ音源を絶賛してたのを見かけた時でした。そのライヴ音源で聴いたのがこの元曲。ドラムスしか鳴ってない瞬間さえあるシンプルな音作りの中に確かなグルーヴがある。

03. DeBarge, Lord Finesse (remix). I Like it – Soul Synopsis Mix.2020.

先日、ジャクソン5と同時代のモータウン系グループとして紹介したDeBargeの音源をDJのLord Finesseがリミックスしたもの。原曲を踏まえないと良さがわかりにくいですが、原曲の後に聴くと大分いい。このリミックス含むアルバム Motown State of Mind (2020) とロード・フィネスのプロファイルについてはこちらのudiscovermusicのリリース記事をご覧ください。いつかフィネスの自作も紹介したいですねー。

04. 竹内アンナ. TOKYO NITE. 2020.

J-WAVEのギタージャンボリーで聴いてから推しになりました竹内さん、どうしてもこれも掛けたくて選びました。歌い方が cute 系なのに歌姫系R&B系のサウンドを背負って軽やかに歌うのが、今までありそうでなかった路線でそれが好きです。だいぶ前に紹介したぷにぷに電機のファンクポップに通じる作り方が、時代の中で出てきてるのかなと感じます。邦楽R&Bの女性vo.の料理の仕方が2000年代の頃よりかなり増えた、細分化されたというか。まだうまく言葉になりませんが、いかにも diva と呼ばれる系R&Bを振り返った後に何かわかりそう。

05. スガシカオ. 38分15秒. 2006.

今朝まで「あまい果実」でも入れようかと思ってたんですが、気分に沿わなくて、BPMの早いエレクトロファンクをぶっこみたくて入れました。歌ってることだいぶぶっ飛んでますけどね。この曲聴いて15年、未だに一度もやったことねえよ、俺……。

06. Sly & The Family Stone. Que Sera Sera (Whatever Will Be, Will Be) ※original: 1956 by Doris Day

女優のドリス・デイがヒッチコック映画『知りすぎていた男』(1956)の為に歌った曲をSlyがカバー、のち広くR&B界の皆さんもSlyのアレンジに基づいて歌うアンセムになりました。

自分が好きなケセラセラのカバーだと、コリーヌ・ベイリー・レイのがいいですね。ライヴ版ですけど。 Slyのケセラセラ好きはわりと多いと思います(曖昧な当社調べ)! まあdope な楽曲が多い後期Slyの箸休め的名曲としても、いつか紹介したかったのでした。

今日はLord Finesse 以外すでに2020年12月以降に語ったミュージシャンばかりだから、基本的な調べ物とかせずに楽ができました……さて、木曜日の6曲と金曜日の星野源ネオソウル修行特集の予習しないと……。(そういう時間が必要になってきたから土曜を潰して水曜にしたのは正直ある)#FalettinSouls

#FalettinSouls 2021-01-26

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  1. 荒井由実. あなただけのもの. 1974.
  2. Distiny’s Child. Lose My Breath. 2004.
  3. 椎名純平. 疑惑. 2001.
  4. Big Sam’s Funkey Nation. Lookin’ Glass. 2018.
  5. Harvey Mason. Hop Scotch. 1975.
  6. Scoobie Do. Lily-Be. 2006.

【朝】

おはようございます。久々に明日以降のストックがない #FalettinSouls を経験しています(まあ十分未満で編めると思うけど……)。今日も洋楽3邦楽3でファンキー&ソウルフルナンバーをお届けします。

オハイオプレイヤーズ以外あんまりリクエストもらってないので、「紹介済のあのミュージシャンの曲またかけて〜」と言われたら、変更する可能性があります。本日2300時までに教えてください。

【夕】

さてこんばんは。今日もへんちくりんなファンキー&ソウルフルナンバー並びをだべってゆくよ。洋楽だけ、邦楽だけならいくらでも先達がいましょうが、日本のファンク&ソウルと海外のファンク&ソウルを等分で新旧ごた混ぜでこんなに聴けるのは、2021年で #FalettinSouls だけだよ!(誇張はない)

01. 荒井由実. あなただけのもの. 1974.

ユーミンこと荒井由実はこの頃から大活躍していました。前にはっぴいえんど以後のファンキー楽曲特集で松任谷正隆さんの話も出ましたね。のちに荒井由実は松任谷正隆と結婚して松任谷由実名義になってゆきます。

さてこの荒井由実にあまり似つかわしくないようにも聞こえるこのバックトラックはなんなのか? 実はこれが先週紹介したティン・パン・アレーなんですね。つまり細野晴臣や林立夫が好き勝手にファンクしてるわけです。そりゃSlyのワウギターやスティービーのクラビぽい音になりますよね。
この荒井由実の曲は昨年『関ジャム』でも紹介されてたみたいですね。邦楽で少し語ればいい感じにみんなで次のステージの話ができる内容をこれまでたくさんしてきてくれた『関ジャム』、そろそろ本になったりしませんか。関係者多すぎて難しいのかなあ。

02. Distiny’s Child. Lose My Breath. 2004.

「デスチャ」の愛称で知られるヒップホップソウルヴォーカルグループ、デスティニーズチャイルドの代表曲から。これもやっと紹介できた人たちです。ビヨンセ(デスチャの初期から解散までの基幹メンバー)より早く紹介できた。

ディスティニーズチャイルド、まだ自分は”HIPHOP化したソウル”の伝統についてうまく語る手がかりを見つけられずにいるんですが、それでもこの曲はいいなと思って聴いてます。既出のジャネット・ジャクソンが切り開いた「踊る女性シンガー」の系譜を90sから繋ぎましたよね。

03. 椎名純平. 疑惑. 2001.

かなり複雑な展開のR&Bナンバーを演奏する歌もの日本人バンドです。代表者の椎名純平さん、この人実は椎名林檎のお兄さんです。兄妹でミュージシャンやってたんですね。

多分この時期のバンドはEvil Vibrations なのかな?[1]参考資料: http://www.kronekodow.com/gaiko/db_intro.html 2021-01-26取得. その後バンドが自然消滅した後はDezille Brothers というバンドを組んだりと、椎名さんの楽曲自体にも長い遍歴があります。
名前のせいで「椎名林檎の兄は椎名桔平!?」と言われがちな椎名純平さんですが、実はディアンジェロ登場前後の第一ネオソウル期と並行して優れたR&B探求を続けてきているミュージシャン&バンドだったのでした。林檎さんへのR&B素養にも、お兄さんかなり影響してそうですよね。

04. Big Sam’s Funkey Nation. Lookin’ Glass. 2018.

これは確かひげさんのSpotifyから「お、いいな」と思って拾わせてもらったトラックです。
トラックは2018年と新しめですね。しかし実は1977年から連綿と続くダーティーダズンブラスバンド (Dirty Dozen Brass Band) のニューオリンズマナーを引き継いだトロンボーン奏者(DDBBの旧メンバー)、ビッグ・サム・ウィリアムスが率いているということで、そこそこ練られた文脈が音の中にあります。

ニューオリンズはジャズ発祥の地で知られており、その伝統を引き継いだニューオリンズファンクも、他の米国地域よりさらにオフビートに特徴がある……と言われています(具体的なアナリシスができると言い難いので今はこう言っておく)。この曲自体についてはだいぶ Funkadelic 的ですね。
あとこの曲について連想したのは、サビの部分のイリの呼吸が岡村靖幸さんと共通するところあるなと感じましたね。岡村靖幸さんはプリンスフォロワー特集で紹介しましたが、もう少し広めにP-FUNKやそれに類する米国ファンクの歌物の文脈とも技巧的に通じ合う部分あったのかもなと思いました。

05. Harvey Mason. Hop Scotch. 1975.

ハービー・ハンコックが”Headhunters”などで急速にジャズフュージョン化していった70年代ニューソウル時代の併走者ですね。というかHead Huntersでドラムス叩いてた人ですね。
ハーヴィー・メイソンは幾つかの日本のミュージシャンとも関係が深くて、特にカシオペア(T-SQUAREとよく比較されるジャズフュージョンバンド)のアルバムをプロデュースするという割と大きめな関わりを持ってたりします(調べて知った)。ハンコックあたりから流れ出すフュージョン史おもしれー。

06. Scoobie Do. Lily-Be. 2006.

1995年から長く続けている国内ファンクバンドの代表グループのひとつです。かっこいいですよね。とはいえ自分はあまり通ってこなかった。多分、ファンクだけでなくてしっかりした古典的Rockn’rollの香りも感じるからだと思う。

「ファンクかつロック」を形容するときに「ファンクロック」という言い方をすることがあって、例えばPearl Jamとかはそう言われますね。でもScoobie Doくらいの混ざり方(そして若干のBPMの速さ!)くらいの方が、自分の中のいい感じの funk-rock のゾーンの中心に近い感じがしてます。
自分の中で、G. Love & Special Sauce, ウルフルズ, 山崎まさよし, Scoobie Do あたりが、「ファンク&ソウルに対して真面目なのと同じくらい、ブルース経由のロック(そしてそれはたぶん、1980-90sのJ-ROCKとはだいぶ遠い位置にいるRockn’Rollである)にも軸足があるんじゃないかなーという地図がある。

そんな感じでした。明日の #FalettinSouls は、平日水曜日に変わったおかわり回です。いまのところリクエストはオハイオプレイヤーズ1ユニットだけですが、言ってくれたら他の既出ミュージシャンも組み込みますねー。今日の日が変わる頃までにどうぞ!

脚注一覧

1 参考資料: http://www.kronekodow.com/gaiko/db_intro.html 2021-01-26取得.

#FalettinSouls 2021-01-25

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  1. マボロシ. THE ワルダクミ. 2004.
  2. Cory Wong & Kimbra. Design. 2020.
  3. The Temptations. Papa was a Rollin’ Stone. 1972.
  4. Just Jack. I Talk Too Much. 2006.
  5. 向井太一. Love is Life. 2021.
  6. THE BOWDIES. YEAH. 2011.

おはようございます。寒さの底を抜けた感じがちょっとしますね。第4週(コンテンツとしては第3週)やってゆきましょう。今日は特に考えず新旧とりまぜです。 もしかしたら向井太一すでに紹介済みかもしれない。〔後記:紹介していなかった。セーフ。〕

【夕】

お疲れ様ですこんばんは。今日も曲者だらけの6曲、軽めに語ってゆきましょう。#FalettinSouls

01. マボロシ. THE ワルダクミ. 2004.

ファンクバンドSUPER BUTTER DOGが解散した後の竹内朋康と、RHYMESTERのMCの1人Mummy-Dの2人ユニットです。何度かユニット名は言及してきましたが曲を取り上げるのは初めてです。竹内さんのエレキギターとDさんのラップが同時に楽しめます。

マボロシは基本的に00年代中盤から後半に活動した後ずっと休止していましたが、一度だけ復活してたりもするみたいですね。とはいえ追跡できる音源はやはり00年代。Mummyさんマジで芸歴長いし完成されていて、どの年代のラップ聴いてもかっこいいな……。

02. Cory Wong & Kimbra. Design. 2020.

先日Vulfpeckという、いま世界でもっとも面白い省エネファンクバンドのことを紹介しましたが、Cory Wong はそのVulfpeck のギタリストです。正直この track は Vulfpeck より個人的に好み。で、その理由を軽く調べたら……。

このCory Wong、どうもプリンスがなくなる前からNew Power Generation(1990年代以降からのPrinceのバックバンドチーム)と仲良くなったみたいで、このCoryのアルバムの半数はなんとNPGゆかりのひとたち、つまりプリンス閥の演奏家が関わってるみたいなんですね。

この辺の詳しい話は、日本ではVulfpeck研究家でそのうちVulfpeckだけで本を出す予定がある「Dr. ファンクシッテルー」さん(すごい名前だな)がnote記事で詳しく掘っていました。[1]Dr. ファンクシッテルー. 2020. 「『Cory Wong解体新書』どこよりも詳しいCory … Continue readingこの方は先日JWAVEのラジオ番組でも現代ファンクの紹介をしており、勉強になります。

御本尊の殿下が2016年に亡くなり、世界中のファンクファンは少なからず喪失感を覚えましたが、NPGが未だ健在であること、そしてNPGほかミネアポリスファンクの伝統を受け取って闊達にプリンスファンクをモノにしようと格闘するCory Wongがいること、これはなんていうかもう奇跡みたいな伝承関係ですね。

03. The Temptations. Papa was a Rollin’ Stone. 1972.

ザ・テンプテーションズまだ紹介してないよね? したっけ? と思いながら選びました。ザ・テンプテーションズは、離合集散が激しいグループなのでいつか金曜日に紹介したいですねー。この曲はだいぶ抑制的ファンク。

テンプテーションズの活動遍歴については、2018年06月に林剛 , 出嶌孝次 , 轟ひろみ 連名による記事があります。[2]林 剛・出嶌孝次・轟ひろみ. 2018. 「ソウル史上最高の帝王たち、テンプテーションズの軌跡を振り返る 【PEOPLE TREE】 THE TEMPTATIONS」 Bounce. … Continue reading

04. Just Jack. I Talk Too Much. 2006.

これは2週間前のスガシカオさんのラジオで知ったグループです。UKから出てきたエレクトロヒップホップ、エレクトロファンクの人と言えばいいのかしら。かっこいいですね。日本だとCOILがちょっとこの路線でしたよね。

グループっていうか、実質的に Jack Christopher Allsopp a.k.a. Just Jack というシンガーソングライターと言った方が適切なのかしら。まだ何も知らないで(そして今日まで調べる時間を取れずに)とりあえずかっこいいから取り上げました。エレクトロファンクの発生の歴史を掴めた時にまた紹介したい。

向井太一. Love is Life. 2021.

邦楽ソウルの今年の新作です。向井太一さんは実はこの #FalettinSouls の、まだ解説もせずにリストだけぶん投げてた頃に一度だけ紹介しました。だから実質的に2回目ですね。聴き心地のよいwellmadeな歌モノR&Bをコンスタントに出してます。

向井太一さんとLucky Tapes は、Spotifyのリリースラダーによく入ってきて、サブスク時代に沿った活躍の仕方をしている2者だなあと思って、いつも心地よく聴いてます。圧倒されるわけではないんだけど、出るなら一通り聞いとかなきゃ損と感じるくらいには好きです。

とか書いておいて向井さん紹介初めてだったらどうしようかな……12月の曲目リスト、ちゃんと自分でも検索できるようにしておかないと重複がヤバくなりそう。まあ、Wordpressの更新がんばります……[3]その後、頑張ってコンプした。えらい。自画自賛。そして向井太一は未紹介だった。

06. THE BOWDIES. YEAH. 2011.

「R&Bマナーを押し出したロックバンド」と聞いていたのでベスト盤を聴いたら、「あれ? カテゴリエラーが起きてる」と思ったバンドです。その後色々調べて、「条件付きR&Bマナー(他のR&B系邦楽ミュージシャンとやや傾向が違う)と理解した。

いまR&Bと言ったら、「HIPHOPやニュージャックスイングなどの時代の流行の洗礼を受けつつ、総合的なブラックミュージックの伝統の中で取捨選択していくダンスミュージック」くらいのカテゴリになってるんですが、THE BOWDIESからはそういうR&Bよりもっと限定されている。

その場合のR&Bて何さ、というと、「1940-1960s末頃までの間に、ブルースとソウルで起きた革新を引き受けた、古典的Rockn’Roll」、つまりかなり古層に残っていた意味でのリズム&ブルースへのリスペクトが入ったバンド、なんですよね。

そして奇しくもその音は、結果として、サムクック等50sソウルを愛するあまりに滲み出したソウルフルロックバンド、ウルフルズと近接する。THE BOWDIESって、そういう点でだいぶ面白くなるのであって、単にR&Bという広いラベリングで呼んじゃいかんよ、と思った。Beatlesが覇権とる前のロックだもん。

ぶっちゃけベスト盤の全曲のうち、この企画で求めるタイプのファンキーさを発揮してる曲は少なだったんですが、その中でもこの「YEAH」は結構好きになりました。

今日はこんなとこでー。明日もあんまり節操ない邦楽3洋楽3をかける予定です。おたのしみに。#FalettinSouls

脚注一覧

1 Dr. ファンクシッテルー. 2020. 「『Cory Wong解体新書』どこよりも詳しいCory Wongまとめ:全経歴・奏法・全参加音源(1)vulfpeck、プリンスバンドとの出会い」2020-04-20 (https://note.com/drfunk/n/necbb9c525166 2021-02-02取得)
2 林 剛・出嶌孝次・轟ひろみ. 2018. 「ソウル史上最高の帝王たち、テンプテーションズの軌跡を振り返る 【PEOPLE TREE】 THE TEMPTATIONS」 Bounce. (https://mikiki.tokyo.jp/articles/-/18135 , 2021-02-02 取得)
3 その後、頑張ってコンプした。えらい。自画自賛。そして向井太一は未紹介だった。

#FalettinSouls 2021-01-21

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  1. はっぴいえんど. さよなら通り3番地. 1973.
  2. ムーンライダーズ. スイマー. [1978] 2016.
  3. ティン・パン・アレー. SHE IS GONE. [1975] 2011.
  4. 吉田美奈子. TOWN. 1981.
  5. 角松敏生. I Can’t Stop the Night. 2020.
  6. METAFIVE. Don’t Move. 2016.

おはようございます、#FalettinSouls です。今日は最高気温がそこそこ上振れするみたいですね。ちょっとずつあったかくなるといいですねー。それでは今日もやっていきましょう。今日は「はっぴいえんどがロックの源流かは知らんけどファンクネスの種は撒いたよ」特集です。

できそうな感じがしてきたから、行ってみるか。#FalettinSouls 今晩は「はっぴいえんどが蒔いた種はどっちかというとロックよりファンクだったんじゃないの仮説(放言)」特集です。

01. はっぴいえんど. さよなら通り3番地. 1973.

はっぴいえんどは、細野晴臣・大瀧詠一・松本隆・鈴木茂の4名によるフォークグループです。1960s後半から1973年まで活動していました。これ自体はあんまりファンクな曲とは言いにくいのですが、今回はここから始めます。

ところではっぴいえんどというグループは批評的に面倒くさい問題があります。「はっぴいえんど史観」という者です。これは掻い摘んでいうと、「はっぴいえんどが邦楽ロック史の源流である」という主張です。これは既にある種の歴史修正主義的な根拠の薄い主張であると批判が加えられています。

自分は1950-70sにおける邦楽ロック、特にグループサウンズとフォークとの間の関係についてなんら語る言葉を持たないので、その論争には立ち入りません。しかしそれはそれとして私の関心は、はっぴいえんどの関係者を追っていくと、かなり高い確率でファンキーな楽曲に出会える、ということにあります。

そんなわけで、はっぴいえんどは、はっぴいえんど史観を採用せずあくまでフォークロックの楽曲として聴いたとしても、そこに70s初頭R&Bへの眼差しがあったんじゃないか。やや根拠薄めながら、そう仮説しながら私は聴いていたわけでした。このさよなら通り3番地、前期Slyの一曲の翻案ぽく聴こえてくる。

02. ムーンライダーズ. スイマー. [1978] 2016.

鈴木慶一さんは本当に多彩な仕事をされてきた方ですが、まず70年代はちみつぱい、そして(火の玉ボーイズになりかけて)ムーンライダーズの活動で知られます。

鈴木慶一さんの音楽活動遍歴は本人インタビューなどみていただくとして 、彼の音楽活動の傍には何度もはっぴいえんどのフックが生えていたんですよね。友人に聴かせてもらったはっぴいえんど曲で日本語歌詞にこだわりはじめたり、ムーンライダーズの名前のきっかけになったり

ムーンライダーズとはっぴいえんどメンバーとの関わりは、解散コンサートの座組なんかにも出ています。松本隆さんとの繋がりが主にあったみたいですね。〔注:httpsでないためセキュリティ注意〕はっぴいえんど解散後にどんどん本格的に(鈴木慶一のプロジェクトとして)動き始めたのがムーンライダーズ。

さてこのスイマー、これも厳密にはファンクど真ん中ではないんですが、1975年の日本ですでにこのBメロのベースとドラムスが鳴ってることの若干のオーパーツ感は、ありますよね。たまに破裂するベースの”ブィンッッ”って音が特にいい。

鈴木慶一さんの活躍は、ほかに高橋幸宏(YMO)とのプロジェクト「ビートニク」なんかも重要度高いのですが、高橋幸宏さんはあとで出てくるので今回は拾いませんでした。またこんどねー。

03. ティン・パン・アレー. SHE IS GONE. [1975] 2011.

はっぴいえんど解散後からYMO(イエローマジックオーケストラ)の間に、細野晴臣はこのティン・パン・アレーというバンド活動をしていました。初期だけ「キャラメルママ」と名乗っており、アルバム名にもなってます

キャラメルママ=ティンパンアレーのメンバーは……細野晴臣・鈴木茂・松任谷正隆・佐藤博・林立夫。最初の2人ははっぴいえんど仲間として、後にユーミンこと荒井由実の夫になる松任谷さんが出てくるのかー、となりますね。佐藤さんと林さんも、大人物過ぎて生やさしい紹介ができません。みんなPだもん。

さてSHE IS GONE ですが、これさあ、海外のニューソウル的なシーンを完全にキャッチアップしてますよね。#FalettinSouls で紹介してきたダニー・ハサウェイやビル・ウィザースのノリまんまですもん。

特に細野さんのベースと松任谷さんのキーボードね。林さんの16ビートの刻みも素晴らしいし後半の鈴木さんのワウギター完璧だし、いかん全員を言挙げしてるうちに1ツイート終わってしまう。細野さん周りのファンク&ソウル解釈は当時日本国内最高水準だったんじゃないでしょうか。

04. 吉田美奈子. TOWN. 1981.

やっと紹介できたシリーズの筆頭でした、吉田美奈子さん。1980年代にはすでに「ファンクの女王」の名を(自然発生的なのか商業戦略なのかは要検証ですが)持っていたひとです。円熟期のアルバムの1トラック目ですね。さてこの曲……

なーんかサビとかコーラスの入れ方、どことなくファンクモードの山下達郎っぽくね? と思って検索したら、丁寧に書かれたWikipedia日本語版のクレジットにいました、ストリングスとホーンのアレンジに山下達郎。作詞作曲は吉田さんなんですが、達郎の存在感、魔法めいてる。

はっぴいえんど、ムーンライダーズ、YMO、荒井由実&松任谷正隆、山下達郎、大貫妙子、吉田美奈子……と並べると、いま還暦近い人の世代がLPを通じて聴いてたミュージシャンの「えっ、インターネットもサブスクもないのにそこまで世界のポップミュージック深掘りできてたの、やべえ」て改めて思います。

ところで何度か言ってますが、山下達郎はまずSpotifyなどサブスクには降りてきません(すぎやまこういち等と同様、本人のこだわりがあると思います)。それは問題ないのでいいのですが、70年代日本のファンクを考える上でシュガーベイブ・山下達郎の音源をさくっと参照できないのはだいぶハードです。

〔Blog版追記:同様の理由で、はっぴいえんどの重要人物の一人であるはずの大滝詠一も今回取り扱えていません。Spotify番組としては紹介できませんが、解散後の大滝詠一はどのようにファンク・ソウル・R&B的なものと接していたのか、いつか補足できればと思います。〕

05. 角松敏生. I Can’t Stop the Night. 2020.

みんなのうた「WAになって踊ろう」と、そのV6カバーの作曲家としての功績が一番大きいとされますが、実ははっぴいえんどのフォロワーを公言してもいます。また本人自身が邦楽シティポップの嚆矢の一人として数えられることも多い

ところでここにこんな書評論文があります:

加藤賢. 2020. 「『シティ』たらしめるものは何か?:シティ・ポップ研究の現状と展望」『阪大音楽学報』45-62. 大阪大学文学部・大学院文学研究科音楽学研究室. (https://ci.nii.ac.jp/naid/40022398945/ 2021-01-20 accessed.)

この加藤2020紀要論文は、先に述べた「はっぴいえんど神話」の牽強付会を指摘しつつ、なお1970-80sの間に日本においても普及していた「シティポップ」なる音楽についてどう考えるかを論じてます。

立て付けが「書評論文」なのは、石原慎太郎、五木寛之、町田康、松本隆の4名を中心に論じたドイツのモーリッツ・ソメによるジャパノロジー研究の博士論文〔本記事末に注釈あり〕を敷衍して、加藤2020が議論をさらに展開してるからですね。

なるほど確かにはっぴいえんどは「日本ロックの祖」ではないみたい。けれど、他方で半世紀かけてこの極東日本ローカルの社会的構成概念と化した“シティポップの(何度も再創造され直した)祖型”として、概念の妖怪として、君臨してるようですね。ソメ博論や加藤賢さんの今後の出版物にと期待ですね。

この #FalettinSouls は、素朴な水準にとどまっていることを承知で再度申し上げると、【日本の音楽シーンにおいて、ファンクミュージック(およびソウルミュージック)は、どんな風に息づいているか】、これにうまく答えてゆくチカラを高めるためにやっています。

そして初期ファンクを輸入した邦楽のキーパーソンたちは、先のソメ論文&加藤書評論文において、シティポップと呼ばれる音楽様式の系譜の中にほぼ重なる。従って自分が「邦楽ファンク」「邦楽ソウル」を求めて半世紀前を掘ると、シティポップという別の妖怪めいた岩盤にぶち当たるということです。

ではそこで、シティポップとファンクはどんな関係性にあると言えるのか、どういう風に言説を学んだ上で分析し直していくのか、このへんは学習と自己批判を重ねないといけないところかなーと思います。余談ですが、加藤2020論文の最後の方にcero(紹介済)が出てきてびっくりしちゃった。

全然角松さんの話になってないけど、角松さんは読んでくるバンド含めて円熟のファンキーな演奏を見せてくれます。どっちかというとAORかもしれないけど、こういうジャンル判断の妥当性を自己吟味したいことも含めて、シティポップ論、気になるなあ〜。

06. METAFIVE. Don’t Move. 2016.

高橋幸宏 × 小山田圭吾 × 砂原良徳 × TOWA TEI(テイ・トウワ) × ゴンドウトモヒコ × LEO今井 の6名によるバンドです。

一人一人説明するとまた長くなるので最初の2人だけ言うと、YMOのドラムスが高橋幸宏さん、フリッパーズギターで小沢健二と短期間一緒に組んだ後にひとりプロジェクト「コーネリアス」名義でいろんな仕事をした人が小山田圭吾さん。最近は『ドラマ サ道』に楽曲提供してましたね(1年半前が最近?)

ほかの4名もキャリアが華々しいので調べていただくとして……このMETA FIVE、たまにライヴに細野晴臣が来たりすると、もう「坂本龍一だけ居ない状態のYMO拡大バンド」みたいになったりします。でも本日紹介した通り細野晴臣は必ずしもテクノだけの人ではないし、高橋幸宏も同様。

自分はYMOもそこそこ好きですが、どちらかというと「テクノやってない時の細野晴臣と高橋幸宏の技巧の発露」が大好きなんですよね。なので高橋幸宏側のそれが聴けて、とても嬉しいです。高橋さんは今ガンで闘病中のようですが(Twitterで経過報告が上がる)、ファンみんなで快癒を祈っています。

今日は解説が難しかったですね。明日は金曜、単一ユニット特集の日です。明日はブルーノ・マーズ。とはいえ正直あんまり推してないので(をい)、ゆるーく短く特集するよ。いや凄いんだけどねブルーノ……明日はその辺の微妙な評価態度の話をします。

補足:高橋幸宏が居たサディスティックミカバンド、今回選から漏れましたね。そのうちそのうち。

※ Sommet 2020 論文について

ソメ書評論文の対象について事実誤認があったと、書評論文の著者である加藤さんから訂正コメントを頂戴しました。

とのことで、こちらに確かに訂正するとともに、きちんとした書誌情報を記しておきます:

モーリッツ ソメ (=Moritz Sommet) (著) and 加藤 賢 (翻訳). 2020.「ポピュラー音楽のジャンル概念における間メディア性と言説的構築:『ジャパニーズ・シティ・ポップ』を事例に」『阪大音楽学報』9(16-17): 15-44. (https://researchmap.jp/Kato_Ken/misc/30252425 , 2021-01-26 accessed)

2021年中に「はっぴいえんど史観」と「シティ・ポップ」について、音楽学研究者と音楽評論家たちが集まって研究を進める予定があるようで、今後もとても楽しみですね。たぶんそれは、1960-70における日本のソウルとファンクの受容史をさらにクリアにするものだと期待しています。

#FalettinSouls 2021-01-18

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  1. Rick James. Call Me Up. 1981.
  2. cero. 魚の骨 鳥の羽根. 2018.
  3. 久保田利伸. Oh, What A Night! 1989.
  4. DeBarge. I Like It. 1982.
  5. 深町純. ヴァージニア・サンデイ (Live). 2009.
  6. Vernon Burch. Never Can Find The Way. 1979.

【朝】
今週もやっていきましょう #FalettinSouls 。ファンク&ソウル文脈をあの手この手で取り上げ続ける2021年第二週月曜日は、雑多な並びです。強いて言うならベースが強い曲がやや多いか。

【夕】
こんばんは。あんまり今日は正確に語れないかもしれませんが、やってゆきましょう。#FalettinSouls 01/18 月曜日の音源6曲です。

01. Rick James. Call Me Up. 1981.

リック・ジェイムズは、初期プリンスとよく比較されていた1980sの代表的なシンガーソングライター兼ベーシストです。どの曲聴いてもゴリゴリのベースが聴けます。

リック・ジェイムズをちゃんと聴いてこなかったんですが、ハマ・オカモトさん(ベーシスト)が2010年代ファンクを理解する上での過去の参考音源として推していたのと、最近読んだ『プリンスと日本』で、当時の存在感の強さをよく言及されていたこととで、気になる存在になり、聴きました。

「そうなんですよ。これが好きな人には、世界で3本の指に入るほど気持ち悪いジャケットの(笑)、リック・ジェイムズの大名盤『Street Songs』をぜひオススメしたい。“Uptown Funk”は最高にリック・ジェイムズなんですよ(笑)」(…)「思いっきりリック・ジェイムズでしかないじゃないですか、あの感じ(笑)。この“Give It To Me Baby”なんです、僕のなかでは」(…)“Uptown Funk”の終盤に出sてくる〈Say What!〉は絶対ここから持ってきてるはず! モロだなと思いまして。こういうところでニヤついてる人ってどれくらいいるんだろう(笑)。

2015 (2015-02-13). 「ハマ・オカモトの自由時間 2nd Season 第8回 マーク・ロンソン 『Uptown Special』. https://mikiki.tokyo.jp/articles/-/5364 , 2021-01-20取得.

02. cero. 魚の骨 鳥の羽根. 2018.

今日の邦楽の中では1番の推し枠です。ceroは2004年結成の、そこそこキャリアの長い3人グループ。三人それぞれの縁を通じて個性のあるサポートメンバーが入れ替わり立ち替わり参加するという、社会関係資本からも聴けるバンドです。

どこかで「SuchmosとNulbarichとceroは並んで名前が呼ばれて……」と書かれていて(どこで読んだか忘れた)、えっ、その並びなのかと思って聴いたら、個人的にはその2つのどちらとも違う個性があって、かなりハマりました。この嬉しさ、「麝香」歌ってた時期の小沢健二の円盤に会えた時に近い。

歌詞もいいですよね、「裸足」の触覚をイメージさせてから「天を仰ぐ喉の奥を鼻血が伝う」と、目線の先から足裏まで向けて赤い血が喉を経由して流れ落ちる。そんなタテの運動を想起させるような記述になってる。音がなくても伝わる空間の詩になってます。こういう歌詞に出会えて嬉しい。

03. 久保田利伸. Oh, What A Night! 1989.

やっと紹介できたシリーズ! 久保田利伸さん! 日本でR&B「というカンバン」を背負って、「商業シーンで」歌い「続けて」きた人として、間違いなく最も貢献が大きいひとの1人です。

自分はSly経由のスガシカオ&プリンスファンクからR&Bの世界に片足入門してしまったせいで、久保田利伸さんの広汎なR&Bセンスをきちんと耳で聴き分けるまでにだいぶ時間がかかってしまいました。けど今ならだいぶわかる、やっぱり久保田さん凄いよ。日本のアトラスオブR&Bだよ。活動遍歴そのものが。

ちなみにこの久保田利伸曲を選んだ理由も『プリンスと日本』を読んだからです。実はこの曲を含むベストREMIXアルバム『THE BADDEST』(Spotifyリンク)のリミックス作業は、米国ミネアポリスのペイズリーパーク・スタジオで行われたことを知ったためです。つまり生涯のプリンスの本拠地で、久保田さんも作ってたんですね、このリミックス音源を。

04. DeBarge. I Like It. 1982.

男女きょうだいグループによるモータウン・サウンドの典型例として、ジャクソン5と共によく挙げられるのがデバージです。で、たぶんこの曲のコード進行、自分は致命的に弱いと思うんですよね……泣きのコードですよこれ。

このI Like It をリミックスしたロードフィネスのバージョンを最初紹介しようかとも思ったのですが、原曲から良かったので直前に原曲に差し替えました。ロードフィネス版もいつか紹介したい。

05. 深町純. ヴァージニア・サンデイ (Live). 2009.

深町純さんは日本ジャズの大御所のひとりです。この曲は深町さんの晩年の録音、余裕を感じさせるジャズフュージョン曲ですね。シンセの音色でファンクを聴く自分のような人間には、ジャズフュージョンもご馳走です。

作曲&楽曲提供は多岐に渡りすぎるので紹介しきれませんが、とにかくシンセが聴きたい時にはいくら掘っても掘り尽くせないくらいの業績があると思って聴き込むのがよいかと思います。

06. Vernon Burch. Never Can Find The Way. 1979.

ニューソウル特集で紹介したような人々が時代を築いた後の70s末から80sにかけて活躍した人です。ヴァーノン・バーチはこのアルバムののっぽ感が好きですね。もちろん曲もいいんですが。

この #FalettinSouls のために曲を掘ってるとだいたい悩みが2種類あって、「近い日に紹介するにはキャリアが長すぎて言及しづらい!」と、「いい曲なのにキャリアが短くて情報がない!」です。前者が久保田さんや深町さん、そして後者がデバージやこのヴァーノンさんですね。

どっちにしろ、ちょっと知ったばかりのミュージシャンのことを知った被って説明しようとしてもたかが知れてるわけですが、せめて虚偽の情報だけは書かないようにしないとなーと思ってます、はい。

今日はこんなとこで。明日は珍しく邦楽only、明後日が洋楽onlyとなる予定です。