- スガシカオ. サナギ. 2004
- Maloon5. This Love. 2002.
- カラスは真っ白. アセトアルデッドヒート. 2014.
- Tom Misch and Poppy Ajudha. Disco Yes. 2018.
- Little Glee Monster and Earth, Wind & Fire. I Feel The Light. 2020.
- 星野源. KID. 2018.
おはようございます。また零下まで気温が落ち込んできた。でも負けない、だってファンクがあるから……(スポコン展開)。今日はすでに紹介済ミュージシャンの日です。夕方の解説もあっさりめになります。
きょうの #FalettinSouls は水曜日のrequest & refrain デイです。再登場といってもミュージシャンとして本格的に語ってない面子もいるので多少は書くかも。
01. スガシカオ. サナギ. 2004
同年のアルバム『TIME』より一トラック目。これが出てきた時「どこまで濃くなるんだろう、前のアルバムが出るまでスランプだったとかまるで嘘みたいだな」と思ったものでした。その後に『PARADE』が来て、その逆方向への振り切れ方に二度驚かされたのですが。
このあとCLAMPの漫画『xxxHolic』のテーマとして「サナギ」のリアレンジ版が使われ、のちの「19才」や「あなたひとりだけ 幸せになることは 許されないのよ」などに繋がってゆきます。また屋敷郷太Remixヴァージョンもよかった。しかし個人的には、「サナギ」に関してはこの無印版が一番好きかな。
02. Maloon5. This Love. 2002.
マルーン5的やBTS的なセンスのうまい受け取り方に、ここ一月ずっと悩んでます。それはそれとしてこの2002年の曲は聴きやすくて好き。彼らもブルーノ・マーズほどではないけど1億枚プレイヤーズでグラミー賞受賞者なんだよなー。
03. カラスは真っ白. アセトアルデッドヒート. 2014.
この #FalettinSouls を始めたごく初期に特に解説なしで出した「カラスは真っ白」、割合人気だったのでリクエスト枠で取り上げました。2010-2017の間に精力的に活動してました。
元カラスは真っ白のシミズコウヘイさんは、解散のその後もひとりプロジェクトでファンキーな楽曲を作り続けていることは先日も伝えた通りです。割とアルバム聴き返すくらいには好きです。ファンク枠じゃないから載せてないけど「ごめんね、マッカーサー」が好き。
04. Tom Misch and Poppy Ajudha. Disco Yes. 2018.
個人的には、Vulfpeck の曲を聴いた時に「あー、トム・ミッシュの良さもこういう時代の流れと共にあるのかな」と連想したのを思い出してました。いまUKでエド・シーランの次に好きなミュージシャンです。
05. Little Glee Monster and Earth, Wind & Fire. I Feel The Light. 2020.
前回リトグリを取り上げた時に「EW&Fとコラボした」と話した当の曲です。歌唱力が世界に迫っていて、アースにそこまで負けてない、偉い……。それでいて普段のリトグリのメロの良さがありました。
06. 星野源. KID. 2018.
先週星野源のネオソウル特集をしたばかりですが、これはまた別の点でブラックミュージックの実験作です。プリンスほか多くの1980sファンク・HIPHOPミュージシャンが愛用したTR-808の音をエミュレータで再現してるんですね。
星野源さんと808の関係はこのYANATAKEさんのPOP VIRUS論の中盤で出てくる話が面白いので、ぜひご覧あれ。[1]テキスト 有泉智子・撮影:垂水佳菜・編集:山元翔一(CINRA.NET編集部). 2019. 星野源『POP VIRUS』が変えたJ-POPの常識 有泉智子×YANATAKE. ( … Continue reading
あとこの星野源の歌、ブルーノ・マーズの Lazy Song の日本版というか、「大人と言われる年頃なのにこんなにだらしなくてつらいけど、でもやってこうね」という歌詞になってるのもいいですね。楽曲的には、中盤に単にチューニングをやり始めるところまで録ってるのが新しいですよね。
はい、水曜日は楽させてもらいました(その割にはそこそこ語ったな)。明日はネオソウル第一世代特集、明後日は単一ミュージシャンの金曜日でディアンジェロ特集! 毎週金曜日だけは12月後半あたりから毎回力入れてるので、ほかのスルーしても金曜だけはぜひ聴いて&読んでくださいねー。よろしく!
脚注一覧
↑1 | テキスト 有泉智子・撮影:垂水佳菜・編集:山元翔一(CINRA.NET編集部). 2019. 星野源『POP VIRUS』が変えたJ-POPの常識 有泉智子×YANATAKE. ( https://www.cinra.net/interview/201902-ariizumiyanatake 2021-02-15取得.) |
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