#FalettinSouls 2021-02-23

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Alfred Beach Sandal and STUTS. The Chase. 2017.
iri. Keepin’. 2018.
The Dramatics. Whatcha See Is Whatcha Get. [1971] 2007.
WONK. Loyal Man’s Logic. 2017.
SPiCYSOL. SIST. 2018.
Daft Punk feat. Pharrel Williams and Nile Rodgers. Get Lucky. 2013.

祝日だからだらだらとしていましたが #FalettinSouls 2021-02-23回、確定しましたので貼ります。急遽ダフトパンクの代表曲を入れました。

そして今日はこのまま解説に入る。休日だからね。

1. Alfred Beach Sandal and STUTS. The Chase. 2017.

Alfred Beach Sandal (略称ABS;ビーサン) は、北里彰久による個人ユニット。2010年ごろから活動開始して、2019年に名義を北里彰久に戻しましたが、これはまだABS名義だった頃にSTUTSとコラボしたアルバムのものです。

他方のSTUTSは1989年生まれのトラックメーカー/MPC Player (公式サイトより)。MPCとはMusic Production Center の略とされています(諸説あるんだろうか)。リンドラムの由来になっているLM-1の開発者としても有名な Roger Linn が手掛けたのが初代MPCです。これをSTUTSさんは巧みに生演奏できると。

というわけでABSとSTUTSのコラボで生まれたダンサブルな楽曲群が『ABS + STUTS』には入ってます。このアルバム全体的に好きです。

2. iri. Keepin’. 2018.

神奈川県逗子在住の女性シンガーソングライターです。声が unique で魅力的ですね。よく通るのに甲高くなく、かといってしゃがれているわけでもない。なんて形容したらいい声なんだろう? 過去の自分の引き出しにみつからないです。

iriさんのチャートや受賞歴などを見るとHIPHOP文脈のほうが強いみたいなんですけど、個人的にはメロディを歌ってる時のほうがより好みで、ネオソウル系の歌手が速いBPMで歌ってる時みたいな、それこそ日本には平井堅や星野源しかなり手がいなかったようなブルーオーシャンで高い技量を発揮してるのでは

というわけでiriさん、今後も活躍が楽しみです。

3. The Dramatics. Whatcha See Is Whatcha Get. [1971] 2007

1964年からミシガン州デトロイトを拠点としている(注目! 現在進行形! 初期メンツじゃないけどいちおう現役!)ソウル系ヴォーカル・グループです。

Dramatics, Fabulous Dramatics, Tha Dramatics, The Dynamics, The Fabulous Dramatics など名前のバリエーションが激しかったらしいということが若干ネタ感強いですが、20世紀のソウル系ヴォーカルを語る時には(テンプテーションズやスタイリスティックスと共に)欠かせない人々です。

4. WONK. Loyal Man’s Logic. 2017.

荒田洸(dm. Leadear) 長塚健斗(vo.) 江﨑文武(kb.) 井上幹(bs. gt.) の4人によって成る日本のソウルバンド。2013年から現在まで活動中です。

バンドのあり方が先日紹介したceroと少し近いところがある(首都圏の学友ナラデハの関係性を構築している所)。兼業が多く、フレンチビストロで活躍する料理人、教育学系大学院生(東大情報楽環M修了)、慶應法学部卒Glee社のゲームサウンドエンジニア、慶應文学部卒の専業音楽家(最新状況は不明)。

高校のつながり以外に慶應クロスオーバー研究会、早大モダンジャズ研究会、首都圏などの縁が重なってできたというのが面白いですね。本人たちは「エクスペリメンタル・ソウル」とカンバン提げて始めたところ、世に「フューチャーソウル」というラベルが普及した頃に「あ、これだわ」となったらしい。

5. SPiCYSOL. SIST. 2018.

2013年ごろ(お、たまたまWONKと同じだ)結成されたロックバンド。少人数構成なのにトランペットソロが吹けるKETEというひとがいることによりだいぶR&Bぽい楽曲が可能になっています。おもしろ!

6. Daft Punk feat. Pharrel Williams and Nile Rodgers. Get Lucky. 2013.

今朝未明、フランスを代表するダンス・ミュージックデュオユニット( #ダンス音楽二人組 ?)Daft Punk が解散を表明し、同時にEpilogue と題する #爆発四散長回し 動画が公開されました。

いやあ、すごかったですね #爆発四散長回し …… #ニンジャスレイヤー のニンジャかな?????

それはともあれ、Daft Punkは紹介したかったけどファンクだけの存在でもないので暫く紹介を控えていましたが、こうなってはということで急遽紹介順を入れ替えてもってきました。2013年発表の傑作。

ところで、この曲に参加しているファレル・ウィリアムス(2020-12-28回に登場)とナイル・ロジャーズ(2020-12-22ディスコ特集前編回など言及多数)は、 #FalettinSouls 聴いている人には説明不要でしょうか? どちらもR&B界の大物ですね。2014年にDaft PunkがGet Luckyでグラミー賞5部門制覇したときにも演奏に参加してくれました。しかも鍵盤にスティービー・ワンダーが座った。

▼グラミー賞Get Lucky参加メンバー:

  • ダフト・パンク(×2)
  • ファレル・ウィリアムス(Vo.)
  • ナイル・ロジャース(Gt.)
  • ネイサン・イースト(Bs.)
  • オマー・ハキム(Dm.)
  • ポール・ジャクソンJr.(Gt.)
  • クリス・キャスウェル(Kb.)
  • スティーヴィー・ワンダー(Vo. & Kb.)

まあ伝説になるわこれは。

とまれ Daft Punk は、多ジャンルにまたがる偉大なユニットであることは論を俟たないのですが、この2014年パフォーマンスが明らかにソウル・ファンク・ディスコ・ジャズ等のジャンルを支えた大御所メンバーであることを踏まえると、#FalettinSouls の文脈でも大きく取り上げたかった。

とはいえ2人がマスクを外して普通に活動する可能性は普通にありそうです。銀色マスクさんのほうが爆発四散したのが何かの病気の比喩だったりしたらつらいですが。元気でいてください。格好いいマスク姿を貫いて世界のポップ音楽界を20年駆け抜けた事は、これからも伝説として語り継がれるでしょう。

これで今日の6曲解説はおしまい。明日は女性ヴォーカル縛り6曲ふりかえり回です。先週水曜が男性ヴォーカル縛りでしたからね(2021-02-17回)。ジェンダーバランスバランス。

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