#FalettinSouls 2021-02-25 A Lot of Two of Us

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Grover Washington and Bill Withers. Just the Two of Us. 1980.
José James. [cover] Just the Two of Us. 2018.
Cyrille Aimee and Diego Figueiredo. [cover] Just the Two of Us. 2010.
Caron Wheeler and 久保田利伸. [cover] Just the Two of Us. 1991.
Gappy Ranks. [cover] Just the Two of Us. 2011.
Neigbor’s Complain. [cover] Just the Two of Us. 2020.

【朝】
おはようございます。きょうの #FalettinSouls は6曲全て同じ曲(オリジナル1+カバー5)という構成です。Just The Two of Us 祭り、はじまるよ。

【夕】

今日は忙しかったのでこの時間帯でもトラックリスト書いてないや(このファンクマラソンを始めてから、地味に初めてだ)。今日はコラボが多すぎるので、描かないと話にならんのだが。後でにします。

1. Grover Washington and Bill Withers. Just the Two of Us. 1980.

Just the Two of Us というのはソウル界の名曲として知られているのですが、今回取り上げる現代的な意義はもう一つあります。それはコード進行についてです。

最近は既存のポップ音楽家だけでなく、新鋭のボカロ出身トラックメイカーなどにもふんだんに使われているのに「丸サ進行」というのがあります。丸サとは、椎名林檎の初期代表曲「丸の内サディスティック」から取られた進行のことです。

日本では丸の内サディスティックがあまりにメジャーなので「丸サ進行」という言葉が定着しているわけですが、いやしかしまてよ、丸サ進行のおしゃれさを言うならそこのあんた、そのコード進行の大元になってるJust the Two of Usもきいていってよ、具体的には6回くらい。……というのが今回の主旨です。

さて、実はこの曲、ビル・ウィザースの代表曲のような顔をしていますが、実は原曲者はグローヴァー・ワシントン・Jr. のほうでして、ビルはフィーチャリング枠で歌い手として参加してる位置づけです。でもあまりに名曲なのでビル・ウィザースのライヴでも歌われ、やがて歌い継がれるように。

2. José James. [cover] Just the Two of Us. 2018.

さて2曲めも Just the Two of Us をくらいやがれ。おや、完コピさんが出てきましたね。そうです、現代ジャズ界の代表的歌手、ホセ・ジェイムスお兄さん(José James;2021-02-08回に登場)は実は大のビル・ウィザースオタクでもあるのですねー。

後半のアレンジとかは現代的ないい感じの展開になってますが、少なくとも前半は格付けチェックに使えそうなくらい似ててびびる。最初はこの曲を原曲から放したところに置いてましたが、もうこれは近づけたほうがよかろう、ということで2トラック目におきました。

3. Cyrille Aimee and Diego Figueiredo. [cover] Just the Two of Us. 2010.

シリル・エイメーはフランス出身、どこかボサノヴァ的な、でも通り一遍で終わらない奏法・歌唱法を持ってる女性シンガーです。ディエゴ・フィゲイレドはブラジルのジャズギタリスト。

つまり中南米に(も)ルーツを持っている二人のギタリスト男女がコンビを組んでJust The Two of Us を歌ったというわけ。このアコースティックアレンジは Just the Two of Us の骨組みの良さをさらに引き出してると思います。

4. Caron Wheeler and 久保田利伸. [cover] Just the Two of Us. 1991.

日本からはまず久保田利伸(2021-01-18回に登場)がJust the Two of Us レースに参戦! 一緒に歌っているキャロン・ウィーラーは、Soul II Soul (2021-02-09回に登場)にも在籍していた女性R&Bシンガーですね! この二人が一緒に演ってる音源がこの曲とは!

ちなみにJust the Two of Us、邦題を「クリスタルの恋人たち」と言います。歌詞が「クリスタルの涙が落ちるのをみた」から始まるからなんですが、個人的には「そう、二人でなら/空に城を築けるだろう/ただ二人 君と僕となら」と歌うサビの部分も空想的で大好きです。歌詞のエモさにも注目です。

5. Gappy Ranks. [cover] Just the Two of Us. 2011.

1曲くらいは原曲からだいぶ離れようとするその escape velocity がみたいよなと思い、レゲエ調のを選びました。でも久保田&ウィーラーでも一部レゲエ的アレンジありましたもんね。これも全然成立しているし、かっこいい。

6. Neigbor’s Complain. [cover] Just the Two of Us. 2020.

実はNeigbor’s Complain (2021-01-19; Tr.03)、最初に聴き始めた時はあまり印象が良くなかったのですが、このカヴァー・アルバム聴いて掌返しました。特に What’s Going On カヴァーと、このJust the Two of Us の取り組みの品質が高い。

日本語ミュージシャンでは今回久保田さんのも選んでますが、ある程度忠実さを目指しながら何度も聴きたくなるアレンジという点では、今回 Neigbor’s Complain のカヴァーを一番に選びたいかもしれない。それくらいいい感じのカヴァーになっていました。

さて、今度丸サ進行に出会ったら、「丸サ進行だ!」じゃなくて「Just the Two of Us〔ジャストザトゥーオヴアス〕進行だ!」と叫ぶ準備は整ったでしょうか。……え、丸サ進行のままでいい? いやいやいや、Just the Two of Us 進行って言っていきましょうよ、ねえー。

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明日はシーズン1最終回です。地上波ラジオ番組が番組再編あるように、春先にこの個人Spotifyラジオも区切りをもたせます(具体的には、3月下旬のどこかで復活するまではしばらく別のことに時間を使うつもりです)。[[実際には2021年04月下旬からSeason2が始まった。]]音楽は変わらずこの情熱の温度でdigりたいなー。

一応シーズン1最後の金曜日、王道でいこうというところでマーヴィン・ゲイ特集を考えています。ただ、まだ現時点で6曲選びきってないんだよね。早朝までに間に合うかしらー。お楽しみに。

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