#FalettinSouls s2e08

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1. Rainych and tofubeats. Say So – Japanese Version. (orig: Doja Cat, 2019,) 2020.
2. 岡村靖幸. 俺だけのバッシュー. 2021
3. Gwen Guthrie. Peanut Butter. 1983
4. edbl and Isaac Waddington. The Way Things Were. 2019.
5. 上田正樹&サウストゥサウス. むかでの錦三. [1975] 2007.
6. TiA. Rejoice.

【2021-06-14 Mon 朝】

おはようございます。昨日のビールクズ後に寝て起きたら22:00ごろに物凄い頭痛で目が覚めて、経口補水液作って飲んで寝てたら朝になっていました。クズの末路みたいな感じで味わい深いですね(?)。さて今日が週初めなので #FalettinSouls s2e08をお送りします。

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【夕】

こんばんは。trickenです。さっそくですがノートPCの電源がもたないのでさくさくと #FalettinSouls s2e08 をやっていきたいと思います。

1. Rainych and tofubeats. Say So – Japanese Version. (orig: Doja Cat, 2019,) 2020.

Rainych(レイニッチ)は歌い手YouTuberとして大人気のインドネシアの女性です。シティポップのカバーでbuzzっていたレイニッチさんが、tofubeatsにDoja CatのSay Yo の日本語版をアレンジしてもらったもの。

これはSeason2 eX02 で紹介したNight Tempo と昭和グルーヴに関する特集を踏まえないと、なんでそんなことになっているかわからないものでもありますね。それはそれとしてとてもいい曲なので紹介しました。レイニッチさん、オリジナルを歌ったりしないのかな。ずっとカバーでもいいけど。

2. 岡村靖幸. 俺だけのバッシュー. 2021

2曲目は岡村靖幸の新作ファンクです。ドンシャリ音がすごくて、音圧だけでロック感が出てるけど、リズム自体は純然たるファンク……。岡村さん今55歳か。それで12歳や20歳のことを歌ってもおかしくならないのは過去の曲が助けに来てくれてる感じもあるなあ。

3. Gwen Guthrie. Peanut Butter. 1983

3曲目は今日の本命。たまに紹介する「テリーライスさんが見つけてくれていた」シリーズです。アレサ・フランクリンやロバータ・フラックが活躍していた時代に、伝説級とは言わないまでも素晴らしい楽曲を供給していたのがこのグウェン・ガスリーさん。

多くの人が指差す代表曲は”Ain’t Nothin’ Goin’ on But the Rent” らしく、それは確かにキックの強いスタイリッシュな曲です(80s後期のジャネット先取りした感じですね)、でも自分はこの Peanuts Butter のとっぷりとファンク演ってる感じがグウェンさんの楽曲として好きかな。

4. edbl and Isaac Waddington. The Way Things Were. 2019.

サウスロンドンを拠点にストリーミング中心の楽曲発信を行うedbl (ED BLackの略語でプロジェクト名) と、同じくUKのピアニスト兼ヴォーカリストのアイザック・ウォディントンによる曲。
edblの日本語で読めるインタビューでは、これがよかったですね。(Shin Takahashi 2020) [1]Shin Takahashi[企画・取材・文].(THE MAGAZINE)2020-09-24.【インタビュー】ストリーミング時代を生きるミュージシャンの現在 ― from サウスロンドン edbl … Continue reading

edblことエド・ブラックが最初に影響を受けたのはディアンジェロほかネオソウル第一世代にわりと多かったようで、たしかにこのedbl自身の曲も、ネオソウル以降のいい感じのUKソウルのエッセンスを佳く継承しているように聴こえます。

5. 上田正樹. むかでの錦三. [1975] 2007. [2]サウストゥサウス名義も入るかもしれないが、確信が持てなかった。念の為Spotifyの記述に従う。

5曲目は大阪ミナミを舞台にしたファンク! 上田正樹さんは、スガシカオさんのラジオ番組 “The Experience” の大阪特集回で「俺の借金全部でなんぼや」を聴いて初めて知りました。大阪の繁華街を舞台にしたナニワ感の強いファンクをたくさんリリースしています。

この「むかでの錦三」も、ミナミのヤクザの生き様を歌う曲として仕上がっています。日本のR&Bを考える上で大阪のファンク&ソウルシーンは外せないという話はよく聴きますが、上田正樹&サウストゥサウスの楽曲聴いていると、その話に説得させられまくりますね……。

6. TiA. Rejoice. 2020.

6曲目は、2014年頃からNYのハーレム地区に移り住み、ゴスペル歌手としての才能を開花させ現在はゴスペル文脈でも活躍しているTiAさんの曲から。アレサ・フランクリンの映画のパンフレットを読んでいて名前を見かけました。

このTiAさん、10年間シンガーとして活躍した後に一度休養として渡米して、そこでNYの黒人系教会でゴスペルの存在に遭遇したそうなんですね。そこからゴスペルが好きになってアメリカのゴスペル大会に出場し、ついにはマクドナルド主宰のコンテストで優秀。ゴスペルの歌唱法を会得したのでした。

日本でもゴスペル文脈を大事にして活躍している人はたくさんいらっしゃいますが、実際に米国に行ってゴスペル大会でぶつかり稽古してきた現役シンガーというのは割と貴重なのではないかということで、紹介しました。TiAさんの今後の活動にも注目ですね。

あ、重要な情報忘れてた。TiA “Rejoice” にはサックスに武田真治さんが参加してます。[3]ソニー・ミュージックレーベルズ. 2020-10-27. ゴスペルシンガー TiA、サックスに武田真治が参加した新曲「Rejoice」11/18リリース決定. … Continue reading

今日はこんなところで。ちょっと今週金曜は特集間に合うか本格的にわからなくなってきたので、とりあえず保留で。心の余裕が大事ですね……。s2e07とs2e08はどちらもいい感じの並びになったので、気に入ったらぜひ周回お願い致します。

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